方言はなぜできた?いつから?方言の基本をかんたんに解説 | つむぎゆりブログ

方言はなぜできた?いつから?方言の基本をかんたんに解説

方言はなぜできた?いつから?方言の基本をかんたんに解説

こんにちは、つむぎゆりです!

今回は、方言はなぜできたか、いつから生まれたのかを解説します。

方言ができた理由を解説

理由はいくつか考えられ、複合的な理由だと推測されています。

ただ結論からいうと、地理的要因が主だといえるでしょう。

気候の違い

たとえば、北海道と沖縄では気候がまったく違いますよね

また、海に面している、風が強い、雪が降りやすいなどの天候の特徴も違います。

そんな気候の違いにより頻繁に使われる言葉が違ったり、細かいニュアンスを表現する必要があったため、方言が生まれたといえるでしょう。

山や川などの境目

日本はけわしい山岳がそびえ立ち、大きな川にめぐまれた大地です。

ですが、交通が不便だった昔はなかなか境目をこえて移動することが難しく、よって山や川を基準として人々の集団が別々に形成されました。

そのため、その地方で生まれた言葉が残ったまま、独自に発展を遂げたというわけです。

昔の国境の分かれ目

江戸時代、青森県は津軽藩と南部藩、ふたつにわかれていました。

これにより人の往来が禁止されていたんですね。

そのため方言が地域ごとに残る結果となり、隣にもかかわらず青森県は津軽方言、南部方言など別の伝来がされていくことになります。

都から地方に伝わる場合も

方言は地理的要因などで生まれるだけではありません。

都で流行った言葉が、逆に地方へと伝わっていくケースもありました。

ちなみに、有名な「めんこい」という方言は、奈良時代に使われていた「めぐし」という言葉が元になっており、これも地方に広まっていったもののひとつです。

方言はいつから使われたか解説

結論からいうと、方言は奈良時代から使われ始めました

ちなみに、この記事は主に以下の文献を元に書いてます(子供用だけどめっちゃ見やすいしイラスト多い)↓

万葉集に方言の記述あり

奈良時代、万葉集に方言が使われていた記述が残っていました。

そのなかに「東歌(あづまうた)」という、川にいる女の子がかわいいという内容の歌があり、その東歌に方言が使われています。

これが確認されているなかで、方言が使われていた最も古い記録です。

また、奈良の都の人たちは地域で言葉遣いが違うことを知っていて、自分たちの言葉を東国方言と呼んでいました。

標準語はいつから使われ始めた?

戦後、共通語(標準語)を広めるべきという国の方針のもと、強制ともいえる共通語教育が始まりました。

しかしその結果は、悪戦苦闘でまったく広がらず。

ところが、テレビが登場し各地に広まることによって、瞬く間に共通語が浸透し、方言が少しずつ使われなくなっていきました。

テレビの以前にラジオもありましたが、決定打はテレビの普及が最も大きい要因で、その結果標準が全国に広まり現在の姿となったというわけです。

まとめ

以上、方言はなぜできたか、いつから使われたかを解説しました!

実はブログに書くために10冊以上本を借りたので笑、今から読むのが楽しみです。

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→マーケティング&プログラム1年→フリーランスのブロガー(所持ブログ10本以上)

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