こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、Vtuberの配信などでよく使われる言葉、「ないなった」の元ネタや発祥を調べてみました。
結論からいうと、もともと方言だった説が濃厚で、調べていくなかでは広島弁が最も有力だと思われます。
調べましたが、特別の人物が言い出した、誰かが広めた根拠は確認できませんでした。
方言はなぜできた?いつから?↓
ごめんての元ネタ↓
ごめんじゃんの元ネタ↓
ないなったの発祥は方言が有力
調べていくと、どうやらないなったの元ネタは方言からきたという説が濃厚ということがわかりました。
ただ、方言の地域なのですが、北陸だったり広島だったりとバラバラだったんですよね笑
で、調べていくと、広島説が2人、北陸説が1人、九州説が1人ほど見受けらたのでそれらを調べていくことに。
ということで、ネット上に存在する広島弁辞書をすべて検索し、ないなったに準ずる言葉を調査しました。
広島弁説の根拠1
まずは下記サイトをご覧ください↓
「な」行を見ると、広島弁には「なー」→ないという意味になるそうです。
確かにないなったの片鱗が感じられます。
広島弁説の根拠2
別サイトでは、「のーなる」→無くなる、ないようになるとの意味という記載もありました。
参考サイト↓
広島弁説の根拠3
こちらのサイトではなんと、「のうなる」→なくなるという意味というふうに書かれていました!
参考サイト↓
これはかなり有力な情報ではないでしょうか。
広島弁説の根拠4
こちらのサイトでも、「のうなる」→なくなるという方言があるとの記載を見つけました。
また、「のうなった」→なくなったという情報も。
参考サイト↓
北陸や九州でも調査
以上のことから、ないなったの発祥は広島弁という説が濃厚だと筆者は思ったのですが、話に出ていた北陸や九州も試しに調べてみることにしました。
結果、北陸も九州も調べたのですが、「ない」や「なくなった」のようなものは発見できず。
以上のことから、ネット上で調べられる範囲では、ないなったの元ネタは広島の方言だった説が有力だと思われます。
筆者の個人的見解
ないなったが広島の方言だということはおそらく合っていると思うのですが、なぜVtuber界隈でないなったが広まったかはこれでは説明がつかないんですよね笑
兎鞠まりちゃんが広めた説もありましたが、確証までは発見できませんでした。
で、僕が思うに、ないなったが使われる場面って「鼓膜ないなった」だと思うんですよ笑
鼓膜ないなったっていうのは、ゲーム実況をするなかで音声ボリュームが突然大きくなったり、絶叫リアクションをしたときの、お決まりのコメントのフレーズみたいなものです。
で、ゲーム実況はもともと10年前以上からありましたけど、ニコニコ時代のころは動画が主流だったじゃないですか。
ニコ生もあったけど、OBS(配信ソフト)の設定もそんな毎回いじるわけでもないし、どちらかといえばアンダーグラウンドな世界だったと思います。
そんななか、Vtuberが生配信主体となったことで、鼓膜ないなったを使う場面が多くなったのではないでしょうか。
で、鼓膜なくなったよりも、鼓膜ないなったのほうが表現がソフト、1回見たら使いたくなる、とくに説明されなくても状況から意味がわかる、など非常に便利な言葉だったので広まりやすかった。
もともと「ないなった」という言葉はあったが、生配信がメジャーになったことで「ないなった」を使う機会が増えた。
さらに、Vtuber界隈は、「くしゃみ助かる」や「ミュート芸」などの、よくあるシチュエーションに対してのお決まりのフレーズが広がりやすいという特徴がある。
そういった様々な理由により、広まった・流行ったというよりは、時代の奔流によりもともと使われていたが多くの人の目に入るようになっていった、という表現が真実なのではないでしょうか。
まとめ
以上、ないなったの元ネタを調べてみました!
よく見かける表現なので自然に馴染んでいましたが、あらためて意味を調べてみたら非常におもしろかったです。