同人作家になるには?具体的な手順を元同人作家が解説 | つむぎゆりブログ

同人作家になるには?具体的な手順を元同人作家が解説

同人作家になるには?具体的な手順を元同人作家が解説

こんにちは、つむぎゆりです!

今回は、同人作家になるにはどうすればいいか、具体的な手順を解説します。

同人作家について

まず、僕の経歴を簡単に説明すると、絵描き歴7年、同人作家歴約6年ほどです。

で、同人界隈にはそこそこ詳しいので、同人作家になる方法を順番に解説していきたいと思います。

同人作家の種類

同人作家といってもいろいろあるので、まずカテゴリー分けをしたいと思います。

  1. 同人誌を自分で刷って同人イベントに参加する
  2. オンラインのみでダウンロード配布
  3. ダウンロード以外の方法(ピクシブFunBoxなど)
  4. 上記3つの混合

2022年現在、この4つに大別できるのかなと。

で、コロナ禍で打撃も受けましたが、やはり同人作家といえば「1」のイメージが多いと思いますので、この記事では「1」を中心に解説していきたいなと。

そのあと、2~4の補足も簡単に説明したいなと思います。

同人作家になる方法

結論をいうと、同人作家なるだけならばイベントに申し込みをして、印刷会社に本を入稿し、イベントで実際に本を配布すればなることができます

ただ、これは極論なので笑、もっと詳しく説明できればと。

もしいきなり何もせずイベントに出ると、どれだけ本がよくても手にとってもらえない可能性が大きいので、そのあたりを詳しく解説していきますね。

同人作家になる現実的で一般的な手順

同人作家というとどうしてもイラスト漫画関係のイメージが強いですが、小説だったりグッズ関係でも同人作家になれます

実際、僕は漫画を描くまえ、小説で3冊ぐらい出していたこともあるのですが笑、話を戻して、まずは簡単なフローチャートを作ったのでご覧ください。

  1. 絵や小説を作る
  2. TwitterなどのSNSアカウントを作る
  3. SNSでファンや仲間と交流する
  4. 本などの構想を考える
  5. 原稿を執筆開始→印刷所に予約する
  6. 原稿完成→印刷所に入稿→料金を支払う
  7. SNSに新刊告知をする
  8. イベント準備(設営やお釣りの準備)
  9. イベント前日(チケットや場所などの確認)
  10. イベント当日

この流れになると思いますので、これらを順番に解説していきたいと思います。

実際に同人作家になる流れ

もちろん上記のとおりでなくても全く構わないのですが、いちおうマニュアルというか、誰でもこれをやればある程度安心ですよ、といった方法にはなっていると思います笑

それでは順番に補足していきます。

コンテンツを作る

まず日常的に、絵や小説を作っていきましょう。

そうすることで、実力もつくでしょうし知名度も少しずつ上っていきます。

何より創作は楽しいので(つらいこともありますが笑)、とにかく実際に創作物を作り初めていきます

SNSアカウントで活動する

同人誌をイベントでどれだけ手にとってもらえるかは、だいたい普段のSNSでどれだけがんばっているかで決まります。

よっぽど絵がうまいとか、そういったものでなければイベントに出る前に勝負が決まっているといっても過言じゃありません笑(マジで)

なので、とにかくTwitterなどに力を入れましょう。

新刊を執筆開始→印刷所の予約

そのなかで、そろそろイベントに出てみたい、○○の新刊を出したい、となったら実際に同人誌の原稿を書き始めましょう

で、大事なのは印刷所の予約です。

ほとんどの印刷所は予約をまずしておかないといけないので、余裕をもっておこなうのがおすすめです。

印刷所やプランによって違いますが、だいたいイベント当日の10日~2週間前後が締切の場合が多い印象ですね。

原稿入稿からの流れ

原稿を入稿して、印刷所さんからのチェックを待ちます。

この印刷所さんのチェックなのですが、印刷所さんによってどこまで不備を見てもらえるかがけっこう違います

ちなみに僕のおすすめは、安さという点でポプルスさんですね。

ただポプルスさんはお安いぶん、通常プランのままだとそんなにチェックはしてくれません笑

チェックが手厚いのはねこのしっぽさんとかですかね。

その後、自分のサークルのスペース番号が発表されるので、それを印刷所さんに送信すれば、当日にイベント会場に新刊を送ってくれます

自宅にイベント前に送ってもらえることもできますが、イベント会場に直接搬入をしてもらうほうが圧倒的におすすめです笑

ちなみに、同人イベントはペンネーム以外に「サークル」という、同人活動専用のグループ名みたいなものが必要だったりします。

どうやら、もともと大学サークルから同人活動が始まったことが由来で、現代まで残っている慣習らしいですね。

僕はつむぎゆりというペンネームなのですが、つむぎゆり工房というサークル名で活動していました笑

SNSに新刊告知をする

おしながきと呼ばれる、当日になにをどう配布するかという告知をしましょう。

こんな感じです↓

イベント前日準備

  • 銀行などで両替してお釣りを用意する(100円か500円)
  • 机に敷くテーブルクロスがあると便利
  • 値札は必ず最低でも1つは用意する
  • 他にはお好みでポスターなども
  • メジャーがあると隣のサークルさんとの境目がわかって便利

銀行で両替してお釣りを用意しておきましょう。

ちなみに、お釣りを忘れてしまった場合、Twitterなどでお釣り用意忘れましたご協力お願いしますと言う+自動販売機で飲み物を千円札で買い最低限のお釣りを用意しておくのが緊急策としておすすめです。

また、何も敷かないとかなり殺風景になってしまうので、テーブルクロスもあると便利です。

イベント当日

  1. 受付でチケットやQRコードを見せて入場(最近はサークル用リストバンドをもらえることが多い)
  2. 自分のスペースについてから、付属の封筒に入れて見本誌を受付に渡す(渡さず見せるだけのイベントもある)
  3. 夏は水分などを用意しておきましょう
  4. 隣のサークルさんがきたら軽く挨拶だけでもしておくのがおすすめ
  5. 最近は新刊交換の文化はあまりない(昔ながらのジャンルはまだ残ってるかも)
  6. イベント開始直後は壁サークルにみんな行くので、実際に島(壁サークル以外のサークル)にきてくれるのは20分とか30分経過してから
  7. 終了まで残らなくても、途中で帰ってもOK

ほかには、僕個人の意見ですが、イベント中は立って接客したほうがお客さんがきてくれる感触があります笑

また、できれば目を合わせて軽く本を差して「よろしければご覧になってください~」と小さな声で言うのもおすすめです(僕は実際にやってました)。

やってましたが、全員が全員向いているものでもないと思うので笑、べつに座りながらスマホ見ててもまったく問題はないと思います(おそらくそれが多数派)。

そのほかで同人作家になる方法

ほかには、ダウンロード専門で活動している方も同人作家といえるでしょう。

また、ピクシブFunBoxなどのサブスクリプション型のサービスでファンを集めている方も、同人作家といえると思います。

どちらにせよ、TwitterなどのSNSアカウントはやはり必須ですが、イベントで同人誌を配布するよりは手順がシンプルなのかなと。

…手順はシンプルですが、どちらも結果を出すのは非常に難しいので笑、やはり日頃の積み重ね、少なくとも数年以上の下積みがイベント型の人よりも必要な印象です。

まとめ

以上、同人作家になるには?具体的な手順を元同人作家が解説しました!

同人作家になりたい人の手助けに少しでもなれたら幸いです。

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→マーケティング&プログラム1年→フリーランスのブロガー(所持ブログ10本以上)

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