イラストレーターが生き残るには?【ニッチャー戦略を活用】 | つむぎゆりブログ

イラストレーターが生き残るには?【ニッチャー戦略を活用】

イラストレーターが生き残るには?【ニッチャー戦略を活用】

こんにちは、つむぎゆりです!

今回は、イラストレーターが生き残るためにはどうすればいいかを解説します。

結論からいうと、ニッチャー戦略を使い、模倣されない需要がある武器を身に着けましょう。

イラストレーターが生き残るには?

この記事ではニッチャー戦略を使った方法とその詳細を紹介します。

ですが、その他の主要な方法も同時に解説していければなと。

大きくわけて4種類の方法

僕はマーケティングを勉強したことがあるのですが、その経験からイラストレーターが生き残ための方法を大きくわけて4種類解説します。

というわけで、大別すると以下のとおりかと。

  1. リーダー(絵のクオリティで真っ向勝負)
  2. チャレンジャー(流行を追いかけたり売れ線の模倣)
  3. フォロワー(速さや安さで差をつける)
  4. ニッチャー(リーダーができない方法で生き残る)

生き残る方法の詳細

最もわかりやすいものが、とにかく絵のクオリティで真っ向から勝負する、というものです。

また同時に、人脈を広げてTwitterでリツイートし合うのも最も効果的といえるでしょう。

次にとる方法としては、流行の絵師や売れ線を追いかけたり、新しいジャンルの絵を描くことですね

そして最後が、とにかく量を描く、有名絵師よりも安い値段で請け負う、などといったものになります。

血みどろの争いになりやすい

もちろん絵のクオリティを上げるに越したことがないのですが、質や量で勝負するとレッドオーシャンに巻き込まれやすいです。

そこで、ニッチャー戦略の出番となります。

それでは次章から、ニッチャー戦略について説明していきたいと思います。

ニッチャー戦略とは

リーダーがとれない戦略で独自のポジションを築き上げることです。

似た言葉に、差別化戦略とブルーオーシャン戦略がありますが、厳密にいえば違う(広義では近い)ので、違いを下記にまとめておきますね。

  • 差別化戦略との違い:ニッチャー戦略はリーダーと戦わないが、差別化戦略はリーダーと戦う
  • ブルーオーシャン戦略との違い:ブルーオーシャン戦略は需要を新しく作り出すが、ニッチャー戦略は需要を新しく見つける

イラストレーター以外のニッチャー戦略

有名な例では以下の通り。

  • セイコーマート:北海道にリソースを集中し、セブンイレブンなどの大手コンビニに比べて多くシェアを獲得
  • フェラーリ:台数を絞り高級路線を追求することにより価格競争を阻止
  • タマス:大手スポーツメーカーが競技人口の少ない卓球商品を扱わないなか、卓球商品に特化した商業戦略で成功

つまり、大手や有名所ではカバーできないところを狙って、自らの長所などを活かす戦略のことですね。

大手イラストレーターの弱点を考える

というわけで、実際に存在するニッチャー戦略を参考に、イラストレーター界隈に転換させて考えていきたいと思います。

  1. 特定のジャンルだけの絵に特化する
  2. 長時間描かなければ完成しないような絵のみを描き、プレミアム感を演出
  3. 大手が描かないような、人が少ないジャンルを狙う

上記の考え方で、具体例を挙げると以下のとおりです。

  • 黒タイツだけ、眼鏡キャラだけ描く
  • アナログの濃淡だけで表現した絵本
  • 昔のジャンルやマニアックなシチュに特化

得意なこと・好きなことから探す

これまでの方法はリーダー戦略から逆算して考えていましたが、自らの長所を起点に考えることも非常に有効です。

たとえば僕でいうと、ブロガー界隈に現在は属していますが、すでにお金が稼げるであろうジャンルは企業勢が独占しているし、書きやすいジャンルはもうあらかた記事が埋め尽くされています笑

で、その対抗策は以下のとおり。

  • あまり大手が描いていないMBTIジャンルを描いている。
  • 自分で絵を描けることを活かし、サムネに力を入れている。

というわけで、リーダーの弱点をついて競争しないこと、自らの長所を活かすことが、イラストレーターとしても何にしても、おすすめの戦略といえるでしょう。

まとめ

以上、イラストレーターが生き残るための、ニッチャー戦略を解説しました!

戦わない戦略が非常に有効ですので、自らに有利なポジションを構築していきましょう。

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→マーケティング&プログラム1年→フリーランスのブロガー(所持ブログ10本以上)

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