
こんにちは、つむぎゆりです。
今回はココナラとSKIMA、どちらもイラスト(漫画)関係のクラウドソーシング大手です。
実際にイラストの仕事を受注する側としてのリアルな体験談をお届けします。
結論から述べると、両社で募集がかけられる仕事の色合いが微妙に異なるため、一概にどちらがいいとは断言しにくいです。
両社の違い
表にまとめてみましたので、これだけでも簡単にわかると思います。
ココナラ | SKIMA | |
サイトの雰囲気 | フォーマル | カジュアル |
依頼主 | 企業も多い | 企業は少ない |
18禁 | 普通 | 多い |
競争率 | 超激しい | 激しい |
手数料 | skimaより少し高い | ココナラより少し安い |
ブログなどサイト内PRの場 | 多い | 少ない |
では、次にどういった人におすすめか、ポイントを挙げていきます。
こんな人はココナラがおすすめ
- 企業からの案件を探している。
- 実力があるので競争率が激しくても構わない。
- 単価が高い仕事を探している。
こんな人はSKIMAがおすすめ
- 個人からの依頼を探している
- 単価が低くてもいいから実績がほしい
- 癖の強い依頼でも構わない
詳しいココナラの雰囲気
上記でもある通り、ココナラのほうが、依頼主に企業が多く雰囲気が堅めです。
よって、イラストレーターとしてすでに実績のある方や、実力のある方はこちらのほうがおすすめです。
SKIMAよりも少し手数料が高いですが、正直誤差の範囲内なので、自信さえあればココナラで問題ありません。
ただそのぶん、競争が激しいことは覚悟したほうがいいです。
詳しいSKIMAの雰囲気
正直、SKIMAのほうが個人の依頼が多く、大きな声ではいえないですが良くも悪くも癖が強いです。
趣味で○○みたいな絵が見てみたい、という依頼が多いため、様々な種類のマニアックなシチュエーションが多いです。
そのせいか、ココナラよりは少し競争率が低いです(依頼料も)。
ただそうはいっても、あくまでもココナラと比べてなので、決して低い競争率とはいえません。
まだ仕事の実績があまりない方などは、SKIMAのほうがおすすめです。
両社共通して、絵の仕事は競争率が非常に高い
ココナラとSKIMAの共通点は、どちらも競争率が高いということです。
同人イベントでいうとお誕生日席、または1回のイベントで数百冊クラスの人でなければまず仕事はとれません。
他にはインスタでエッセイ漫画が有名、背景や人物の書き分けがきちんとできる、など+αがないとかなり厳しいです。
絵描き界隈がレッドオーシャン化しているという記事はこちらでも書きました↓
どんなイラストレーターにおすすめ?
いわゆる美少女絵、ブラシの使い方がうまい方が両社ともおすすめです。
理由は、Vtuber関連、歌ってみた関連の依頼が非常に多いからです。
ちなみに僕はまったく美少女絵から外れた絵柄ということもあり、箸にも棒にもかからなかったのですが、他のイラストレーターさんを見るかぎり依頼を多く受注してい方人はけっこういました。
Live2D関連が得意な人にもおすすめ
Live2Dの立ち絵、パーツ関連の依頼も多いです。
まだまだVtuber関連の需要は伸びていく印象があります。
ただ…、Vtuber自体、完全に飽和状態になっているので、どこかで一気に頭打ちするだろうなという予感もあります。
これはデータも何もない僕の予感ですが、近いうち3Dモデルがさらに普及。
絵の仕事の勢力図も変化するのでは、と考えています。
競争率が激しい仕事の分野
他にはSNSのアイコンやヘッダーもありますが、そういった誰でもできそうなものは競争率が非常に高いです。
しかも、なんでこんなところにいるの? みたいな見るからにプロの人も立候補するので、かなり実力勝負になってきます。
どちらも登録するのはあり?
ありだと思います。
ただ、仕事が分散すると、そのぶん実績も分散されます。
また、意外とサイトに登録するのに時間がかかります(紹介文や身分証明書を提出したりなど)。
まあ半日あれば終わるレベルではありますが笑
とにかく、両方登録してみて、向いているほうに力を入れていく、というのはありかと思います。
まとめ
- 実力があって企業の仕事を探している→ココナラ
- ややキャリアは少ないが個人の依頼を探している→skima
- 両社ともに競争率は基本的に高い
以上、ココナラとSKIMAの違いについてでした。
僕がネットで検索したときは、この両社の違いについてあまり詳しい記事がない状態でした笑
なので、少しでもこの記事を読んでくださった方の助けになってもらえれば幸いです。