こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、A3用紙を4つ組み合わせて、手作りでA1ポスターを手作りする方法を解説します。
結論からいうと、A1ポスターのPDFを作り、コンビニで4枚に印刷して最後に貼り合わせて完成です。
難しく感じますが、1回慣れれば簡単です。
ポスターづくりの手順
僕は6年間ほど同人作家をしていましたが、後半はすべてA1ポスターを手作りしていました。
セブンイレブンのカラー印刷は1枚80円(4枚で320円)で、巨大ポスターを印刷所に頼むと2000~3000円くらいはかかるので数千円は節約できます。
もちろん、余白を切ったり貼り付けたり手間はかかりますが笑
ただ、同人スペースで置く場合、ポスターとの距離が離れているので見た目にはまったく問題ありません。
インディーズライブなので壁に貼る場合は、さすがに近づけばつなぎ目はわかりますが、立ち止まって見なければわからない範囲といえるでしょう。
こちらのサイトさんを参考にしつつ、補足をしながら説明していきます。
元となるファイルを用意しよう
まずポスターの元となるファイルを用意します。
同人誌の表紙だったり巨大イラストだったり、同人でなければ写真でもいいですが、A1サイズとまったく同じ長さにします。
クリップスタジオ(クリスタ)などを使うと非常に楽です笑
- 作品の用途「イラスト」
- 単位「px」
- 幅7016、高さ9933
- 解像度300
まずこの設定をします。
(※同人誌の表紙をコピーして拡大する場合、pngで画像として主力して上記のファイルに貼り付けてください。B5サイズ本の表紙であれば少しぼやけますがそこまで気になりません)
PDFを書き出そう
- ファイル
- 複数ページ書き出し
- .PDF(PDFフォーマット)
の順番でPDFを用意しましょう。
クリスタを持っていない人はCubePDFなどのフリーソフトをダウンロードし、出力しましょう。
PDFを別ソフトに読み込む
まずPDF-XCHANGE Viewerというフリーソフトをダウンロードします(Windowsのみ)。
ダウンロードしてから、Windowsボタン→P→PDF-XCHANGE Viewerフォルダ→PDF-Viewerアプリを探し出して起動させます。
こんな感じですね笑(画像は筆者が最後に出した同人誌の表紙)
ファイルを開くかPDFをドラッグしてPDFを読み込みます。
PDFを4分割させて書き出す
PDFを印刷できるフリーソフトがなければ、CubePDFをダウンロードしておいてください。
それでは先程の続きから、PDF-Viewerを使って4分割させる手順を説明します。
少し複雑ですが順番に設定していけば大丈夫です。
- ファイル
- 印刷
- 名前をCubePDFに変更
- すぐ横のプロパティ→詳細設定へと進む
- 下の画面になったら、以下の設定に変更する
- 用紙サイズA3、印刷品質300dpi
okを押して下記の画面に戻りましょう。
続いて最後の設定です。
- 縮尺の種類「大きいページを並べる」に変更
- ズーム98.3%
- オーバーラップ1.0cm
- 印刷するページが1、2、3、4になっていれば成功
- 右下の印刷を押してPDFを書き出す
補足ですが、オーバーラップはのりしろのことです。
とにかく、印刷ページが4つ(印刷するシート1-4)になることを目標としてください。
ズームの数字はこの設定で最も大きい値なだけなので、もしページが4つでなかった場合、ズームの値をいじれば4つにできるはず。
印刷をクリックして書き出そう
右下の印刷をクリックすると、CubePDFを使っている場合、以下の画面が出ます。
解像度を300にして、変換をクリックして完成です。
何も設定しないとデスクトップに書き出されるので、お好みで場所を変更してください。
ファイルが本当に4分割されてるか確認
変換をすると、自動的にPDFがMicrosoft Edgeなどで表示されるはずです(されなかったらドラッグなどでブラウザ表示させてください)。
左上に1/4と表示されていれば見事A1サイズのPDFがA3サイズのPDFとして四分割されました。
セブンイレブンで印刷
UBSにコピーしたりなどして、コンビニ(近くにあればセブンイレブンがおすすめ)でポスターをプリントましょう。
印刷するときは、普通プリント→A3→カラー→余白なしを選択という流れです。
元のサイトさんでは余白あり推奨らしいのですが、僕は不安で少し小さくなってもいいから余白ありでやってました笑
そのあと、余白を切り取ってセロテープなどで貼ると完成です(細い両面テープを小刻みに貼るのがおすすめ)。
印刷にはかなり時間がかかるので、人がいない時間帯にやると他の人を待たせずに済むかと笑
まとめ
以上、A3用紙でA1ポスターを手作りする方法でした!
文章化するとかなり難しく感じますが、1回流れを覚えれば簡単なので、あとは切ったり貼ったりが面倒でなければとてもおすすめの方法です。