
こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、お風呂やトイレ、散歩中にアイデアが浮かぶ現象を解説します。
結論からいうと、孵化効果とはが休んでいる間も無意識で考え事をしていて、ふとした瞬間にアイデアがひらめく現象のことです。
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孵化効果を簡単に解説
お風呂に入っているときや散歩中など、ふとした瞬間にひらめき(アイデア)が降ってくることに、孵化効果という名前がついています。
で、僕は小説や漫画などクリエイティブなことに20年ぐらいは関わっていて、孵化効果の体験談がめちゃんこあるので笑、そのあたりの紹介をしていきますね。
かんたんに孵化効果の概要を説明
孵化効果はとくに、創作活動などの複雑な問題に向いている思考法といわれています。
本当はもっと専門用語とかいろいろあるのですが笑、ざっくばらんに説明すると以下のとおり(たとえば漫画のストーリーを考えるなら)。
- ネタを考えるがいいアイデアが思いつかない
- 限界まで考えて、いったん諦めて休んだり違うことをする
- 実は脳のなかでは無意識でそのことについて考えている
- その後、自分でも思いがけない瞬間にアイデアが思いつく
孵化効果の由来と仕組み
人間の脳の仕組みを説明すると、とことん考えた問題は、表層意識で思考していなくても、実は無意識で考えてくれるようになってるんですね。
僕が読んだ本の中では、じっくりコトコト煮込むスープのようにたとえられてました笑
で、無意識で問題解決をしていることが、「卵を暖めている」という長い時間をかけて「雛鳥が生まれるのを待つ」行動に似ていることから孵化効果と呼ばれています。
また、孵化効果がクリエイティブな問題解決に向いているのには理由があるんですね。
人間って固定概念というものがあり、これって意識してもなかなかとれるものではありません。
ところが、脳が深層意識で考えてくれることによって、その固定概念が自然と外れていき、今までにはない突拍子もない発想や新しいアイデアが浮かぶというのが孵化効果の仕組みです。
孵化効果の体験談
ちなみに、ネット上やら読んだ作品では、散歩中に新商品のアイデアが浮かんだり、シャンプー中に漫画のネタが降ってきたなど、そういったエピソードを読んだ記憶があります笑
そして実際に僕もそういたことが数えきれないほどあり、慣れればある程度意識的に出すことが可能だったりします。
孵化効果を出すコツ
たとえばミステリー小説を書いていて、事件のトリックが思いつかないとするじゃないですか笑
まず布団にくるまってとにかくそのことを数時間ぐらいずっと考えるんですね。
で、考えても考えてもどうしても思いつかないぐらい、悩みに悩み抜きます。
そして限界まできたら、そのことを忘れるとやがて孵化効果がやってくる確率が非常に高いです。
孵化効果の内容なのですが、経験上、今まで考えていた前提がひっくり返っていたり、もともとのストーリーや舞台などが大きく変わることが大きいかと。
具体例を挙げると、ミステリーものだったらそもそも死体が双子だったとか、実は共犯者だったなど、それまで密室トリックを考えていたけど全然そうじゃない解決策が出てきたりするんですよね。
ほかにも、ギャグ4コマ漫画のネタだったら、室内で何かさせようと考えていたけど、孵化効果によってそもそも別のキャラを出したり、悩んでたところをスパッと終わらせておまけパートを作ったりと、まったく新しい発想が思いつく…これが孵化効果のおもしろいところなのかなと。
自分の得意な孵化ルーティーンを用意
自分の場合、布団にくるまって外界情報を遮断する考え方なのですが笑、大抵はデスクだったり散歩中がベターなのかなと。
大事なことは、この行動をとれば効率的に深く考えるルーティーンのようなものを作っておくと、悩んだときに対処しやすいと思います。
孵化効果はその特性上、アイデアが浮かぶ瞬間は操作できませんが、そのまえの準備段階は自分で作ることが比較的可能なんですよね。
なので、アイデアに悩んだら○○をする、というのを決めておくと、創作活動で新しいアイデアを見つけたいときに役立つといえるでしょう。
まとめ
以上、孵化効果について解説しました!
様々な問題に使えるので、非常に応用性がきく方法だと思われます。