こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、「適職の結論」を読んだ感想とレビューになります。
結論からいうと、イメージと適正ギャップの話は勉強になったと感じましたが、前半と後半部分は主観であったりやや時代錯誤を感じた次第です。
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パーソナリティ心理学概論の感想↓
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転職の結論を読んだ感想
まずなぜこの本を読もうかと思ったかというと、実は実際に転職を僕自身が考えているからですね笑
そしてもうひとつの理由が、「適職の結論 感想」でうちのサイトにきてくれる方が若干名いらっしゃるからですw
おそらく、どの記事でも冒頭で「結論からいうと~」と導入しているのと、MBTIの記事でちょくちょく適職の話をしているからだと思われます笑
よかったところ・悪かったところ
- 自ら思う適正と業界のギャップの話が最も共感できた
- 著者独特の視点ではあるが、一本筋が通った考え方を習得可能
よくも悪くもすべての項目において○○だから~と断言されており、もともとYouTuberさんでもあるとのことで、とくに著者のファンの方にはおすすめです。
悪かったところは以下のとおり↓
- 全体的に価値観が旧式的
- 主観が多く、具体的な根拠が薄く多様性が少なめ
- 自慢的なエピソードが多い
Amazonレビューにも上記のような感想があって、たしかに思う人は思うだろうなという感じです笑
具体的な適正ギャップの話が勉強になる
で、いちばん勉強になったのは、たとえば話し上手は営業に向いてない、むしろコールセンターのほうが外交的に向いている、などのお話ですね。
ほかにはコンサルティングは最初のうちは事務作業が多く、イメージと実際の業務とまったく違う、といったものなど。
たしかにうすうすそう思ってはいたものの、そうやって文章化してもらえると「なるほど」と思えるような理論でした。
採用側が何を求めているか・適職とは?
ほかに印象に残った話は、採用側がなにを求めているのか、といった話。
また、ビジネススキルはいらない/採用側の枠に当てはまるななど、従来のリクルートとはまた違った独自視点も多く、そういった意味で非常に勇気づけられます。
会社にどんな利益をもたらしてくれる人材か?
採用側が求めているのは、どんな人柄かどうこうよりも、果たしてどんな利益を会社にもたらしてくれるか、の1点だそうです。
…読んでいるときはなるほどたしかに、と思ったのですが、こうしてあらためて振り返ってみると、いやほかにもいろいろ複合的な理由もあるのでは、という気もします笑
ただ、それはそれとして、「採用側が何を考えているか」を想像するのは非常に大事だなという視点には目からうろこでした。
そのあたりも、転職活動という土壌ですが、マーケティングの一貫といえそうです。
転職の結論とは?
で、じつはこの本のまえがきに出ているのですが、「それは自分自身で考えて決めること」という、至極まっとうな結論でした。
ただじゃあ具体的にどんなプロセスがあるかというと、個々のケースによって異なるということ。
そして心構えとしては、世間でいわれている○○の部分は間違っており、こちらのほうが真実でベストだ、といった論調でした。
またもうひとつの結論として自分のなりたい未来像であったり人生が適職なので、すでに答えは内にあるといった様相です。
たしかにそれはそれで間違ってないんでしょうけど、なんでしょうね、3年前の本だからか、ひとつ軸のような概念というか思考があって、こっちのほうが正しいというのは書籍的には正しいかもしれませんが、現代的でないような気がします。
僕がいっても説得力皆無なのですが笑、たとえば○○の悩みがあって~という人にそれぞれ個別に答えを送るような、もしくはデータに基づいて○○の傾向があって~と現状を分析するような、フラットな情報を提供することで考える場を提供することが今の時代は求められているのかなと感じました。
まとめ
以上、「適職の結論」の感想でした!
実際に転職を現状で考えているのでなかなか読んでいるほうも真剣度が違った次第です笑