こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、Junkyさんの「スイートマジック」の歌詞の意味を考察します。
考察の結論からいうと、魔法使いの少女が調合に悩みつつも、隠し味の恋心を見つけ甘い魔法を完成させて大人になっていく曲です。
ハッピーシンセサイザの歌詞考察↓
シンデレラの歌詞考察↓
ダーリンダンスの歌詞考察↓
スイートマジックの歌詞考察
ちなみに本家の動画は消されていて元がたどれませんでしたので笑、上記はプロセカのワンダショのMVです。
あと余談ですが、当サイトはVtuberの記事も多く書いていましてw、そのなかの戌神ころねちゃんがスイートマジックをカバーしていたりします↓
比喩なのか魔法少女の歌なのか
で、スイートマジックの歌詞の考察なのですが、普通に聞いてるぶんにはたぶん感じないと思うのですが、歌詞をよく見てみてください笑(いきなりどうした)
最初は魔法=恋の比喩だろうと思っていたのですが、全編にわたって「魔法を作っている」体で歌詞がつむがれてるんですよね。
まあ、最初から最後まですべて比喩だったという可能性もあるのですが笑、僕はどちらかというと魔法少女というか、「魔法を作っている」女の子の歌なのかなと思いました。
…ただ、この前提が崩れればこれからの考察や感想はすべて無駄というか笑、なかなかに方向性が違ってしまうので(カレーとシチューぐらい違う)、なかなかに大きな分かれ道だとは思うのですが。
とにかく、僕は学校や現実世界での恋の歌というよりは、たしかに比喩のようにもとれるけれども基本はファンタジー目線なのかなと解釈しました。
隠し味の恋心を知る少女
こう、料理って隠し味ってあるじゃないですか。
要はあれってスイカに塩というか本来の旨味を引き立たせるものですよね。
で、この未熟(かは知らないけど)な魔法使いちゃんは甘いだけの魔法でもよくない? といってるわけです。
これってやっぱり人生にも当てはまりますよね笑、つまり甘いだけの人生や恋でもよくない?
そうやって歌詞の中盤までいきますが、魔法使いちゃんは気づくわけです。
あれ? なんか足りなくない? ともうひとりの自分が問いかけてます。
その結果、隠し味という名の苦味もあっていいよねという結論に落ち着く。
これって人生や恋愛も同じで、確かに甘さだけもいいけれども苦味(後悔やら不安やらなにがしか)もいいよね、って。
つまり、これは「スイートマジック」を直訳するとおそらく「お菓子魔法」ですが、魔法のお菓子を通じて人生や恋愛を知っていく曲なんじゃないかなーと。
曲の好きな部分や歌詞のフレーズ
超関係ないですが、歌詞と菓子ですごく文字が打ちづらいです(本当に関係ない)。
…この欄を菓子と歌詞のダジャレで何か書こうと思ったことは内緒だったり(どうでもいい)。
甘さを抑えてビターとか
サビに行くまえ、「甘さを抑えてビターとか」の部分がとくに好きですね。
リズム感もいいし、曲全体かわいいですがとくにかわいいというか。
あとは歌詞だけ見てるとかなり長い曲のように感じるのですが、実際に聴いてみるとそうではないですよね笑
スイートマジックのサジェストに「歌い分け」とありましたが確かに検索したくなる気持ちもわかりますw
甘いだけじゃ大人になれないの? のあたりも含めてなのですが、個人的意見だとやっぱり甘いだけではなれない確率のほうが多いかなと笑(この人すぐ確率とか言う)。
まあただ、甘いだけでなれるのならそれにこしたことはないのかなとも同時に思いますね(苦労はぜったい買わないほうがいい)。
心境の変化が秀逸
で、この曲は全体的にかわいい雰囲気でいっぱいですけど、よーく歌詞だけ見るとまあまあ大人っぽい気もするんですよ笑
ワールドイズマイン的というか、比喩的にというか。
ただそんなことを感じさせずあくまでかわいい雰囲気でとどまっているのが素晴らしいなと。
そして、最後の心境の変化。
あくまで「そういうのもたまにはいいわ」となってるじゃないですか。
つまり、結局心境の変化というわけではないけれども、譲っている・もしくは気まぐれ的に譲歩している、といったかたちにおちついています。
僕は「大人になる」とは「妥協を覚えること」と同義だと思っているのですが笑、なんというかこのさじ加減げが心地いいなと。
さらにこの歌い分けで、バックコーラスで常に前向きなかけ声が入っているのも、よりポジティブだけど完全に夢物語ではなくあくまで身の丈に合ったといいますか、肥大化せずにメッセージを受け手へ伝えることに成功しているなーとも思いました。
まとめ
以上、スイートマジックの歌詞考察でした!
かわいいさ全開だけれども現実的だけじゃない、ファンタジーだけどちゃんと等身大な歌詞と感じた次第です。