こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、Chinozoさんのグッバイ宣言の歌詞を考察します。
考察の結論からいうと、「ひきこもりやインドア派最高」といった内容を壮大にし、かつ都会の焦燥感にのせた共感性の高いオシャレでポップな内容です。
もしくは、単に家に早く帰って曲作りてえ、といった魂の叫びに感じました笑
スイートマジックの歌詞考察↓
ハッピーシンセサイザの歌詞考察↓
ベノムの歌詞考察↓
グッバイ宣言の歌詞考察
最初に思ったのは、まず何とグッバイなのか。
おそらく他人だったり社会だったり、要は「さまざまなしがらみ」からグッバイなのかなと思った次第です笑
簡単にいってしまうとひきこもりの曲だが…
めっちゃオシャレなメロディで引きこもりのことが歌われている…と最初は思ったのですが。
徐々にしっかり聴いていくと、それが「囚われているもの(しがらみ)」であったり「常識や人間関係」のようにも感じました。
こう、ミニマリストであったり断捨離的な概念ですね。
…ただこれは深読みかもしれません笑
しかしながら、「意味を持たない都会にサヨウナラ」であったり、「Jamる街」などから考えて、そういった都会の喧騒であったり社会のあれやこれやとの決別といった要素は少なからずあるのかなと。
ちなみに、Jamは拳銃などで弾丸補充がうまくいかなかったときにジャムるといった表現があり、それと同義だと思われます。
様々なキーワードが示唆するもの
- 0時
- マリオネットな感情
- 聖夜の夜に 絡みついた
0時が何を意味しているかはそれぞれかもしれませんが、僕は「終電=いわゆる仕事疲れ」的なものかと思いました笑
マリオネットな感情は、感情停止でただただ生きていることへの暗喩。
聖夜の夜は、恋愛に疲れた心情といったところでしょうか。
もっとうがった見方をすると、作者さんがすべてに疲れ果て笑、とにかく曲を作りたい、家に帰って引きこもるんだのような強い意思のようなものが感じられました笑
なので「引き籠もり 絶対 ジャスティス」といった歌詞なのに、なぜか凄まじくスマートに感じられたんですよね。
歌詞の好きな部分などをピックアップ
なんというか、何度も歌詞を繰り返し見ているのですが。
この曲は最期の3文にすべてが集約されている気がします笑
仕事から帰って今から自分の時間だぜ
- Wowow 時がきた今
- Wowow エゴ放て
- 恥を捨てられる 家に狂い咲け
で、「0時」であったり、その前のサビの歌詞を総合すると、夜遅くまで仕事してたけど今から自分の時間だぜ好き放題遊びまくるぜ、といった感じに思えたかなと笑
さらに深掘りするとそういった明らかにプライベートで単純(というのもあれだけど)な衝動にもかかわらず、「狂い咲け」で締めくくられているのが逆に格好いいというか(いやマジで)。
なんというか例を出すと、クレヨンしんちゃんの野原ひろし的な格好良さがあるというか(伝われ)。
もしくは孤独のグルメ的なというか、こういったシンプルで身近なことこそ、幸せであったりアナーキーさが伝わるのかな、というのも感じました。
ひきこもり=絶対悪ではない
コロナ禍によってインドア派というか家にいること自体が良しとなる風潮にかなり傾いた気はします笑
あと、僕がむかし読んだ小説のなかで、博士的なキャラが「将来的に人間はエネルギーを移動させない方向にいくだろう」みたいなセリフがあったのですが、今がまさにそれだなと笑
なんでもAmazonで頼み、会議や仕事はリモートワークで、といった感じですね。
そして話は戻るのですが、仮にこれが仕事やプライベートに関さない歌詞だったとしても、もっと引き籠もり自体が称賛されていいように思えるんですよね。
なんというかウィルスうんぬんとか効率とか置いておいて、自由だったり人生の選択であったり、人にはさまざまなコストがありますが、もっと人的コストや精神的コストももっと注視されていいのかな、そんなことを考察しながら思いましたとさ笑
まとめ
以上、グッバイ宣言の歌詞考察でした!
歌詞だけでは上記のような考察ですが、メロディや雰囲気とともに、やはり共感性が高くそしてさまざまな人の思いがこめられやすい内容なのかな、とも思った所存です。