こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、「わかる」が口癖の人の心理、その意味や傾向を解説します。
結論からいうと、調和や共感を優先する心理、性格の傾向としては影響を受けやすい・流されやすいです。
口癖の心理を解説
「わかる」が口癖の人は筆者の周りにも何人かおり笑、その体験談であったり、当人の心理などを分析して考察していきますね。
単純に相槌として便利な言葉であり、おそらく誰も意識して「わかる」を使っていない気がします笑
ただ無意識に出る口癖は心象を表している可能性があり、観察していて一定の傾向が見てとれたのでそれをお話していければと。
共感や空気感を大事にする心理
最もわかりやすい心の動きとしては、相手の気持ちを否定せず、共感することで場を盛り上げたい、空気を冷めさせたくないといったものでしょう。
ちなみに、「わかる」にもトーンの違いで2パターンあると思うんですよ笑
あきらかに高いトーンの場合は本当にそう思っているであろうパターン、そして低い場合はもしかしたらあまり思っていなかったり、単に相槌として使っている場合。
仮にトーンが低かった場合でも、本人にまったく悪気はなく、会話を終わらせたいと思っていたり、嘘をついていたりといった意味合いではないことが多いでしょう。
共感→相手に嫌われたくない心の表れでもあるため、そういった心配はいらないと思われます。
流されやすい性格かも
傾向を見るに、「わかる」を口癖に使っている人は、流されやすい人が多いかもしれません笑
ちなみに僕は「たしかに」が口癖なのですが、まったく流されない人だったりするんですねw
話を戻すと、相手の意見を尊重する人だからこそ共感する口癖を使う傾向があり、そのぶん輪を乱したくない・もしかしたら相手の意見のほうが正しいかも、と思ってしまう確率が高いのかもしれません。
ただ補足するならば、流されやすいことは必ずしも悪いことでもないと思うのですが、主体性がないことで悩んでいる方がいれば、まずは口癖から見直してみるのもおすすめです。
「わかる」と「たしかに」の違い
もちろん明確な違いは辞書などの意味なのですが、ニュアンスとしては以下のとおりかと。
- わかる→感情を優先した同意
- たしかに→理論を優先した同意
つまり、どちらも「同意」といったニュアンスですが、「わかる」の場合は相手をおもんばかって共感したいといった意味合いが強くなり、「たしかに」は理論に同調したいといった意味合いが強くなっているのではないでしょうか。
自分でいうのもなんですが、「たしかに」が口癖の人は、頭でっかちで主体性はあるものの、むしろ共感を意識したほうが何かとうまくいくかもしれません笑
自分/相手が口癖の場合
自分が口癖の場合、知人が該当する場合、2パターン考えられると思われます。
ここからはさらに詳細なアドバイスをお話していきますね。
相手が口癖を使う場合
もしあまりにも「わかる」を使っている場合、気になるかもしれませんがおそらく悪気はないはずです笑
その場の空気や調和を大事にするパーソナリティの現れかと思われます。
優先する事柄としては、チームの結束であったり、雰囲気が悪くならないこと、共通の目的などを大事にする性格傾向があるのではないでしょうか。
接し方としては、正しい正しくないとかそういった理論よりも、楽しいか嬉しいか、そういった感情にフォーカスを当てた会話を心がけるべきでしょう。
自分が口癖を使う場合
想像するに、「気遣いすぎて疲れてしまう人」か、「とにかくノリや勢いで楽しみたい人」、どちらかのパターンが多いのではないかなと笑
パターン別に解説すると以下のとおり↓
- 気遣いで疲れてしまう人→考え方を変えるのが難しい場合は、環境を変える
- ノリや空気を楽しみたい人→使いすぎたなと感じたらたまには変えてみる
気遣いすぎて疲れてしまう人は、本来であれば考え方を変えるのが確実ですが、それができれば苦労がないわけで笑、学校や職場などの環境を変えるのがやはり具体的な解決案でしょう。
ノリや空気を楽しみたい人は、自分が「わかる」などの口癖を使いすぎてるなと感じた場合は、意識して違うフレーズを使ってみましょう↓
「わかる」の別フレーズ案
- ということは~
- しかも~
- じゃあ~
- すごい
- だよね
- はいはいはい
相手を否定せず内容を言い換えて共感するフレーズと、単に同じ相づちを使いすぎた場合の代替案、ふたとおり用意したので笑、これらを使えば同じ言葉ばかり使っている印象を持たれにくいのかなと笑
総じて、会話を盛り上げたい、相手といい関係を築き上げたい、といった心の現れだと思われますので、ポジティブにとらえていい口癖ではないでしょうか。
まとめ
以上、わかるを口癖に使う心理や意味を解説しました!
使われる口癖としてはかなり多い印象ですので、かなり考察しがいのあるフレーズかなと感じた次第です。