ファミコンが難しい理由とは?【容量の少なさと時代の流れ】

ファミコンが難しい理由とは?【容量の少なさと時代の流れ】

こんにちは、つむぎゆりです!

今回は、ファミコン時代のゲームが難しい理由を解説します。

結論からいうと、少ない容量で何度もプレイヤーに遊んでもらうためや、昔は今と比べ娯楽の選択肢が少なかったためです。

ファミコンが難しい理由とは?【容量の少なさと時代の流れ】

ファミコンのゲームが難しい理由

それでは、前半では具体的に理由を解説していきます。

後半では2022年のゲームとの違いを大まかに紹介していければなと。

容量が少ないことが最も大きな原因

ファミコン時代のゲームは容量が少なかったため、ステージを多くすることができず、そのぶん繰り返し遊んでもらうことでユーザーに楽しんでもらおうとしていたんですね。

アクションゲームなど高難易度のものがとても多く、当時の子供たちは何度も死んでは挑み、死んでは挑みを繰り返しました笑

ほかにも様々な細かい要因があるでしょうが、やはり最も大きな理由といえば、この容量の少なさが挙げられるでしょう。

攻略本や少人数体制のゲーム作り

当時、ゲーム攻略本はかなりの数が出版されていました。

今ですと攻略wikiがあるため、攻略本そのものがなくなりつつありますが、昔はネットもスマホもなかったため雑誌か攻略本の情報のみが頼りだったんですよね笑(友達からの口コミもあったけど)

RPGもアクションも、攻略本を読まないとどうにもならなかったり、裏技を知れたりもするので非常に重宝していました。

この攻略本ありきで難易度を上げていた、という側面も自ずとあるでしょう。

また、少人数(10人以下)でゲームを作っていたことも難易度が上がっていった原因と考えられます。

ずっとテストプレイをしているとどんどん難易度が上がってしまうらしく笑、開発環境も要因のひとつとして考えられるでしょう。

娯楽や時間の使い方の変化

現代では常に皆スマホを持っていて、様々なものとつながっています。

ところが、ファミコン時代はテレビ全盛期で、なおかつ娯楽の幅も今以上に狭いものでした。

要は今よりも時間の使い方がゆったりかつ、ゲームに多くの時間を割けた状況だったんですよね。

ジャンルは違いますが、当時の小説は長いものが主流で、何百ページもあるものが好まれていたりとライフスタイル自体がかなり変化しているんですよね。

結論として、ソフト自体の性能、ネットがない環境といった、時代に関する様々な要因がファミコン時代のゲームを難しくしたといえるでしょう。

今と昔のプレイ時間感覚の違い

それでは、22年現在のゲームと、80~90年代のゲームとではどう違うか、さらに深掘りして解説していきたいと思います。

当たり前ですがグラフィックなどの性能などが最も大きいのですが、それ以外のシステムや内容などを紹介できればなと。

スキマ時間が好まれる風潮

生活環境の変化やスマホの普及によって、スキマ時間という概念が広まりました。

また、物流などにも大きく進化が訪れ、すべてにおいて時短が含まれる時代に突入。

その結果、スマホゲームが流行し、1回のプレイ時間が長いゲームが以前ほど歓迎されない時代が訪れました。

少し話はズレますが、ヴァンパイアサバイバーズというゲームが流行しましたが、1プレイ最大30分で非常にやりやすいという感想をよく見かけたんですよね笑

ほかにも、スマホゲームの開発者で、最大で1プレイが長くなったとしても、都会の電車駅区間までに留めるようにしている、といったインタビューを読んだ覚えがあります。

昔はテレビの前でしかゲームができませんでしたが、どこでもゲームができるようになった以上、当然のことといえば当然のことかもしれません。

また、ゲームトップメーカーである任天堂が、最新ハードで据え置き機にも携帯機にもなるSwitchを開発したことでも、時代の流れが読み取れるといってもいいでしょう。

鬼畜ゲームの再流行

アイワナであったりしょぼんの大冒険であったり、一発死する鬼畜ゲームが大流行しました。

ゲーム実況などが広がったことも理由として挙げられるのですが、ただですね、これって今までの話と矛盾するんですよね笑

だって、難しくてめっちゃ時間のかかるゲームは皆やりたくないはずです。

僕も何年か前、友達とアイワナを交代でずっと1日じゅうやっていたりしたのですが、めっちゃ面白かったんですよね。

思うにですね、以下のような理由があるかと。

  • 話題性やシェアに向いているゲームが求められている
  • ミドル世代にしたら懐かしい感覚
  • スマホゲーム世代からしたら逆に新鮮
  • 簡単なゲームばかりで、難しいゲームを求めていた層が多くいた

あとは高難易度でいうと、エルデンリングなどのフロムゲー、ペルソナなどのアトラスゲーも、難しく時間がかかることで知られています。

で、何が言いたいかというとですね、現代では時間のかからないゲームが好まれやすい傾向にあるが、それがかえって時間のかかる難しいゲームをやりたいという以前と違った需要も作り出している、と思うんですよね。

要は、昔は難易度の高い時間がかかるゲームを作らざるを得なかった、だけど現代ではあえて難しく時間のかかるゲームをやりたい需要、供給できる時代にもなったのかなと。

なんというか、ほかジャンルでいうと、キャンプや有機野菜に近いというか笑(近い?)。

凄腕シェフの作る料理もおいしいけど、手間が増えて時間もかかるBBQも求められている、そんな時代なのではないでしょうか。

まとめ

以上、ファミコンが難しい理由を解説しました!

今も昔もゲームは面白いので、その違いも楽しんで遊んでいきましょう。

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→現エンジニア&チャットノベル「百合と世界と名探偵」連載中。

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