
こんにちは、つむぎゆりです!
今回はP4(ペルソナ4)がなぜ人気か理由を考察してみました。
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ペルソナ4をあらためて考察
ちなみにこの記事はネタバレなしとなっています。
もちろん、ストーリーやシステムにふれるので、前情報なしでプレイしたい人にはおすすめできませんが、犯人やら革新に迫る記事はまた別に書こうと考えている次第です。
ペルソナ3の改善点を踏まえた集大成
P4を語るときに外せないのが、P3、つまりペルソナ3の存在。
ペルソナ3もとても面白かったのですが、バトルやコミュなど、細かいところで改善点があったのも確か。
P3で大方の枠組みが決まったおかげで、より細部を詰められたのがP3なのかなと。
また、ペルソナシリーズはどうしても暗くて思いストーリーになりがちですが、P3の反動もあって、ライトユーザーでも楽しめる明るさに振り切られたことも要因な気がします。
導入の引きがすごい
RPGでは珍しいであろう、連続殺人事件がストーリーの中心となっていきます。
どちらかといえば、ファンタジー世界や魔王が敵となる作品が多いですよね。
現代世界が舞台のRPGというだけでも珍しいのに、連続殺人事件をテーマにし、推理要素があることがとても斬新だったのではないかと。
それでですね、また冒頭の始まり方がうまいんですよね。
事件のリアルさ
まず、不倫事件、そして田舎のなかにきた大型店というのが非常にリアルです笑
このあたりの、ひょっとしてどこにでもありそうな、もしくはあるような問題がストーリーに深みを与えています。
そして、マヨナカテレビに繋がるのですが、このマヨナカテレビもいい意味でRPGらしくない、実際にありそうな都市伝説なんですよね。
マヨナカテレビの存在
霧の日に真夜中のテレビを見ると、自分の運命の人が映るというマヨナカテレビ。
このマヨナカテレビから物語は始まります。
現実的な事件+ありえそうな都市伝説+王道のRPG、この組み合わせがP4の肝なのかなと。
これ、またテレビっていうのがいいんですよね。
今でこそテレビは衰退気味ですが、ホラー作品のリングなどもテレビから幽霊が出てくることを題材としていて、身近なものがキーアイテムとして出てくるとリアル感があってプレイヤーからすると没入しやすいなと。
学園生活の疑似体験
なんといっても、学園生活が普通に青春真っ盛りで超楽しいんですよね笑
いろいろRPGがありますけど、ここまで学園生活が楽しめるものって、探せばあるんでしょうけど僕はパッと思いつかなかったりします。
林間学校に修学旅行、他にもテストだったり部活まで。
しかも、どれも会話が楽しいので、イベント自体が本当に面白いんですよね。
主人公の存在感がきちんとある
主人公が無口系だとどうしても存在感が薄くなりがちですが、P4は主人公が番長とあだ名がつくくらいに存在感があるところがすごいなと。
シナリオだったりキャラデザもあるんですけど、選択肢や佇まいの影響も多いと思うんですよ。
カーテンを開けるだけでスタイリッシュだったり、「落ち着け」や「そっとしておこう…」など、お決まりの選択肢。
かといって、なかなかはっちゃけた選択肢もあったり。
キャラ、コミュ、バトル
それではここから、P4の魅力を考察する後半戦です。
魅力的なキャラの面々
すべてのキャラが、リアルかつ親しみのある登場人物なんですよね。
まずは相棒ポジションの花村が、これまたすごい良いやつだったり。
主人公の代わりに色々喋ってくれつつ、でも主人公を頼ってくれつつ、チームのムードメーカーみたいな。
また、千枝ちゃんの存在も大きいと思うんですよね。
最初に現れる女性キャラってメインヒロイン的な立ち位置が多いと思うんですけど、千枝ちゃんの、実際にいそうだけどいないし優しいしかわいい感じというか。
なんていうか、二人が最初に出てくれたお陰で、重めなストーリーも雰囲気を壊さず明るくしてくれた感じがします。
コミュ=レベル上げのシステム
コミュというシステム自体、P4が初ではないのですが、このコミュ上げとペルソナ合成が連動するのが画期的だと思うんですよね。
で、このコミュが周回の楽しさだったり、キャラの掘り下げにつながっていっているんですよね。
このギャルゲーチックなシステムとRPGが両立しているのが、本当にすごいなと。
バトルの奥深さ
アトラス作品独特の、難しくもあり奥深いバトルシステムですね笑
合体要素なんかはペルソナシリーズだけものものではないですが、あれだけで何時間も使ってしまったりw
あとは期間が決まっている緊張感、ザコ敵との戦いも気が抜けないところ。
また、あの歌詞入りのBGMがいいんですよね。
オシャレなUI、BGM
上記でバトルBGMにふれましたが、ベルベットルームだったりとにかくBGMすべて素晴らしいんですよね。
歌詞入りなのに、自然と耳に入ったり、あとは演出効果がすごい笑
推理パートのBGMのおそろしさや、日常パートの安心感などw
ほかにはやっぱり、UI(ユーザーインターフェイス)がオシャレなことも、実はかなり大きいと思っていて。
パッケージからOPも、ステータスや会話や戦闘画面、全体的にオシャレかつ使いやすく、なおかつロードも早いし見やすい。
ステータス画面といえば暗めの背景というイメージがあるのですが、キーカラーの黄色やオレンジが、これまたオシャレなんですよね~。
ストーリー展開と伏線回収により周回が楽しい
詳しくはネタバレになるので別記事にて考察する予定ですが、ストーリー展開がすごい面白いです。
また、伏線も凄まじいので、周回していてここはああだったのか、という発見があるんですよね。
しかも、ステータスやらバトルなども、思いっきり周回前提で作られていたり笑
RPGといえば、やはりドラクエやFFというイメージがあるのですが、殺人事件をメインにすえたP4のストーリーは本当に斬新でやはり挑戦的だったなと今からすれば思います。
というわけで、他の作品にはなかなかない、斬新な要素がいくつも組み合わさり、ペルソナシリーズの元要素と融合したゆえ、唯一無二の面白さとなった、これがP4の面白さの理由なのではないでしょうか。
まとめ
以上、P4がなぜ人気か理由を考察してみました!
ストーリー自体も考察したいので、別記事でネタバレ編を書けたらなと思います。