このサイトではジョリーフォニックスをメインに学習していますが、そもそもフォニックスってなんだろう、と知っておいたほうがいいと思い、その歴史を調べてみました。
フォニックスの始まりは18世紀
もともとラテン語で聖書を読んでいたが、英語に変わったことで新しい学習方法が必要になります。
そこで子供にも分かるように、音声と文字をつなげて教える学習法、Phonics(フォニックス)が作られました。
19世紀初頭に生まれたフォニックス、その効果が認められたのは1950年頃。
その後、研究と改良が重ねられ、1990年頃から英語全体圏に広まります。
日本では松香さんという方が1979年に松香フォニックス研究所(MPI)を立ち上げ、徐々にフォニックスが広まっていく運びとなりました(フォニックスで検索すると現在もGoogle検索のトップにいらっしゃいます)。
フォニックスの種類は大きく分けて2つ
フォニックスのことを調べると、大きく分けてアナリティック・フォニックスと、シンセティック・フォニックスがあるという情報が出てきます。
他にも種類があるらしいのですが、どれだけ調べても他の情報が出てきませんでした笑
ちなみに、アメリカではシンセティック・フォニックスのことを、ブレンディング・フォニックスと呼ぶそうです。
アナリティクス・フォニックスとは
1980年代から普及し、アメリカなどで主流となっているフォニックスです。
学習方法は、知っている単語を分析してスペルのルールを学ぶ、という方法となっています。
同じa(ア)の単語をいくつも並べて、そのパターンを覚えていきます。
関連性を分析する学習法のため、アナリティック、という名前がついているとのこと。
ただしこれには欠点があり、ある程度単語を知っている必要があります。
シンセティック・フォニックスとは
1990年代から普及し、こちらはイギリスなどが主流となっている学習法。
シンセティックは、くっつけるの意味で、その名の通り文字と文字の音をつなげていく覚え方です。
a,b,cではなく、s,a,tなどから覚えて、42の基本の音を学んでいくというもの。
欠点としては、単語は読めても意味まで学べないという点です。
ジョリー・フォニックスとは
で、調べていくと、シンセティック・フォニックスのほうが暗記もいらないし覚えやすそうだ、となります。
さらに、シンセティック・フォニックスの中でも、歌や動きと合わせて覚えられるのがジョリー・フォニックス、という情報がけっこうあるんですね。
ただ、それ以外の情報がぜんぜん出てこない笑
そんななか、有力情報を見つけました、こちらのサイトです↓
ジョリー・フォニックスの名前の由来/始まりなど
僕は勝手にジョリーは人の名前なのかなと思っていたのですが、jolly自体に楽しい、陽気、といった意味合いがあり、それが由来のようですね笑
ジョリー・フォニックス自体は、イギリスの小学校の先生らが開発した学習法らしいのですが、その教材を最初に販売したのは、1987年創立のジョリーラーニングという会社だそうです。
世界100か国以上で使用され、政府の政策として学習方法を採用している国もあるんだとか。
どんなふうに教えられているか
実際に教えている様子だそうです。
動画を字幕つきで見てみたのですが、英語がめちゃめちゃ速い笑
研究成果
どれだけ効果があるか…を教えてくれてると思います、多分。
英語がわからなすぎて眠る寸前でしたが、グラフで説明してくれてることだけはわかりました笑
まとめ
以上、フォニックスの歴史やジョリー・フォニックスの名前の由来など、徹底的に調査した記事でした。
本格的に広まったのは30年くらい前からという、想像よりも最近の学習方法なんだな、と個人的には思いました。
あと、今回調べてて、いろいろな教材やアプリがあってどれがいいか興味がわいたので、また継続して調べていきたいと思います。