こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、TSKRの意味や元ネタを解説します。
結論からいうと、日本語の「助かる」をローマ字にした「TaShuKaRu」が海外で流行し、それが日本に逆輸入されたものです。
元ネタはにじさんじEN(およびリスナー)の可能性が非常に高いですが、たしかな証拠までは確認できませんでした。
「くしゃみ助かる」の元ネタを調査↓
「ミュート芸」の元ネタ↓
「ないなった」の元ネタを調査↓
TSKRの意味を解説
記事の冒頭でも書きましたが、日本語の「助かる」の略称です笑
ちなみに「助かる」の元ネタは、こちらの過去記事でも書きましたが、シャドウバースのローウェンのセリフが元ネタとなっております。
「助かる」はVtuber界隈でよく使用される言葉
筆者はかなりVtuberの配信を見ているのですが、よく「助かる」が使われています。
最も頻繁に使われるのが、配信者がくしゃみをしたときで、日頃見られない姿を見せてくれたということで、「助かる」とリスナーが返すのがなぜか定番化されていますw(なぜかはわからん)
そのあたりの詳細は上記の過去記事も参照してほしいのですが、このTSKRはVtuber界隈以外でもすでに使われてますね(ただしメインはVtuber)。
感覚としては、日本語の「Kwaii」など、そういったパターンに近いでしょうか(略称なので少し違うけど)。
ほかではどんな場面に使う?
ほぼほぼ、意味合いとしては「ありがとう」に近いんですよね。
ちなみに、今流行りのChatGPTに聞いたところ(聞くな)、「ありがとう」は相手に感謝を伝える言葉、「助かる」は自分が助けられたことを表現する言葉…らしいですw
なんというか「ありがとう」だとフォーマルすぎるので、TSKRだとくだけだ感じになる気はしますね(ChatGPTガン無視)。
つまり何かネット上でお礼を言いたいときに、相手がV界隈に詳しかったり、気さくな間柄のときに使うような言葉かなと。
Twitterなどでも使われているのを確認もしましたし、後述しますがYouTubeのタイトルでもそこそこ使われているので、海外の掲示板でも使われていそうです。
「TSKR」の元ネタは?
確かな証拠はネットで探しても見つかりませんでしたが(たぶん海外の配信事情や掲示板に詳しくないと厳しい)、おそらくにじさんじEN方面が発祥だと思います。
以下に、その根拠を並べていきますね。
「TSKR」の元ネタがにじさんじENの根拠
- TSKRでYouTube検索すると、最も古い切り抜き動画がにじさんじEN
- サジェストで「TSKR にじさんじ」となっている
- 現在のV界隈はにじさんじとホロライブが有名だが、ホロライブでは最近見かけ始めた
正直、1番め以外は薄めの根拠です笑
ちなみに発見されたのは以下の動画で、なんと2021年11月9日投稿となっています(予想よりも昔だったw)。
にじさんじENの狐坂ニナちゃんの切り抜きですね。
ホロライブ(JP)では比較的最近見かけはじめた
僕は1日10時間以上ホロライブを見ているのですが(見すぎ)、TSKRをつい最近確認しました。
いやそれただお前が見逃してただけやんけ、と言われてたらそれまでなのですが笑、僕はむかしにじさんじの同人誌を5冊ぐらいは出してた経験があるんですね。
にじさんじとホロライブって、詳しくない人からすると似たように思われるのですが、実際はリスナー層がほどほどに被っていますが、被っていないことのほうがおそらく多いです(正確にはどっちも見ているが比重が異なるイメージ)。
「ミュート芸」の元ネタなどはこちらの記事でも書きましたが、おそらくにじさんじ発祥だったりします。
何が言いたいかというと少し両グループのなかで流行る言葉にタイムラグがある、ということですね。
もしやもすると、ほかのVグループであったり、Twitterやら海外掲示板で流行った可能性もありますが(つまりにじさんじEN以外で)、やはりYouTubeで最も古いTSKR動画がにじさんじENという証拠が決定的なので、当記事では上記の結論とあいなりました。
まとめ
以上、TSKRの意味や元ネタを解説しました!
海外ニキネキが日本の言葉を使ってくれるのは非常に嬉しい現象で、ひょんなことから異文化交流を感じた次第です(どんなまとめだ)。