こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、Vtuberのターゲット層を解説します。
結論からいうと、生配信やゲーム実況好き、10~40代の男女、アイドルやサブカル好きがターゲット層です。
ですが22年現在、全体期に細分化されつつあるるので、その詳細や経緯も解説していければと。
Vtuberとレッドオーシャン化↓
Vtuberのターゲット層を解説
まず僕の自己紹介をしておくと、アイドル部、にじさんじ、ホロライブとLive2D系のいわゆる箱だったりグループと呼ばれるVtuberを3年間以上リスナーとして視聴してきました。
また、誰でもVtuberになれる無料スマホアプリ、REALITYを使ってみたり、自分でLive2Dを使って個人Vtuberになった経験もあります笑(100再生もいかなかったけど)
REALITYについては過去記事もどうぞ↓
YouTubeやニコニコ動画などからの流れ
まず前提として、Vtuberのまえにニコニコ動画の生配信やゲーム実況であったり、YouTuberが流行した経緯があります。
また、今ほど配信アプリは多くありませんでしたが、配信というもの自体が徐々に世間にも広がり始めました。
そのなかで、以下のような状況が生まれます。
- ゲーム実況は好きだが配信者の顔出しは苦手
- ニコニコ動画のブームが終わり、見たい配信がなくなる
- アニメやゲームなどのサブカル好きだが、新しいものを探している
僕はニコニコ動画のころからゲーム実況を見ていたのですが、どんどん好きな実況者さんがやめていってたんですよね笑(あの頃は収益化もなかったし、ゲーム実況もグレーな雰囲気だった)。
また、顔出しなんてもってのほかだし、今とはだいぶ雰囲気が違っていました。
このタイミングで、Vtuberというものが生まれだします。
2022年現在とVtuber黎明期との違い
Vtuberの当初は、ゲーム配信や雑談などではなく、3Dモデルが動いたり踊ったりする、 YouTuberと似たような企画をするまさしくバーチャル版という位置づけでした。
また、ニコニコ動画で歌ってみた動画などが流行ってましたが、その層がまるごとVtuberになって移動してきた感もあります。
で、そのあとに、にじさんじなどのLive2Dを主体とするグループが台頭し始め、Vtuber界隈の雰囲気も変わり、さらにそれまでどちらかといえば男性ファンが多かったのですが、女性ファンも物凄いスピードで増え始めました。
ファンアートとVtuber
また、Vtuberを語るうえで欠かせないのが、ファンアートという文化の存在です。
ゲーム実況者(リアル)の絵を描こうと思ってもなかなか難しいですし、どちらかといえば隠れてひっそりとやる雰囲気がありました。
ところが、タグつきで堂々と描けるファンアートは、日本に相当数いる絵描きクラスタや、そのファン層へのアピールにもなり、なおかつそれまでゲームやアニメしか知らない配信にまったく興味のないサブカル層も取り込むことに成功したのです。
実際に同人イベントに出たうえでの感想
ちなみに、僕はにじさんじとホロライブ、さらにはVtuber総合、この3つの同人イベントに僕は参加したことがあります。
念のために軽く説明しておくと、同人イベントとはそのファンアートを描いている人たちなどが、本などを作って自分で印刷所に頼んで冊子を作り、それを配布などをするイベントです。
で、同人イベントにくる層と実際の層は少し違うかもしれませんが、それでもVtuberのファン層と少なからず一致しているはず。
結論だけいうと、にじさんじは男女混合で若い層も多く(小学生も少し、中学生も多め)で、ホロライブは20代以降の男性がメインでしたが、詳しくは記事の後半で解説。
Vtbuerアプリなどの個人勢
さらに今は、REALITYやIRIAMなど、無料でスマホひとつで誰でもVtuberになれるアプリが存在します。
上記のにじさんじやホロライブとはまたここはここで年齢層などが大きく違っており笑、極論をいうとそれぞれの媒体で細かくユーザー層やリスナー層が違うんですね。
なので、そのあたりも記事の後半で詳しく解説していこうと思います。
年齢層やユーザー層を解説
というわけで、グループや媒体によってVtuberのターゲット層は大きく違うということを解説しました。
ここでは、細かくそれぞれの解説をしていきたいと思います。
ただやはり22年現在、Vtuberといっても細分化されており、とてもひと言では言い表せないのが現状です笑
また、その前に少々強引かもしれませんが、大まかにVtuber全体のターゲット層やユーザー層も大まかに解説していければと。
Vtuber全体
- アニメやゲーム好き(サブカル層)
- 配信好き(生配信や動画)
- サブカルに抵抗のない一般層
- 10代~40代の男女
- 学生・社会人
大まかにいうと、こんな感じでしょうか。
着目すべきは、それまで交わることのなかった、サブカル層と配信層が重なっていること。
また、普段はアニメなど全然見ないけどVtuberは見てる、という一般層もけっこういると思います。
…いるはいるんですけど、やはりLive2Dなどで人の声が喋るのが慣れなかったり、配信自体に興味のない人も数多いので、まだまだ一般の人には勧めにくい(シェアしづらい)イメージもまだあります。
ただ、そうは言ってもTwitterなどのフォロワー数や、YouTubeのチャンネル数を比較すると、生身のインフルエンサーと肩をある程度並べるほど増えており、これは筆者の意見ですが10代や20代を中心にサブカルへの偏見がほぼなくなったこと、スマホで動画を見るならVもYouTuberも関係ない、といった層が主流になったのかなと感じています。
また付け加えるなら、TikTokなど他アプリでもVtuberが受け入れられ始め、少しずつ現在進行系でユーザー層が変化しつつあるのかなと。
にじさんじやホロライブなどの大手グループ
にじさんじとホロライブは、まるでターゲット層が違いますが笑、以下に短く両者の違いをまとめてみます。
にじさんじのターゲット層
- 10代~40代の男女と幅広い
- 男性Vtuberも多くアイドル的な人気がある
ホロライブのターゲット層
- 10代~40代の男性
- アイドルファンと似たユーザー層
すごく簡単にいうと、にじさんじは男性Vtuberも多いため、アイドル的な女性ファンも多いです。
逆にホロライブは、女性Vtuberのみのため、アイドル的な男性ファンが主流です。
もちろんホロライブにも女性ファンはたくさんいますし、ホロスターズという男性Vtuberグループもありますが、大別すると上記のようになるでしょう。
また、年齢層ですが「Vtuber」本人の活動方針によって、けっこう幅がある印象ですね(当然といえば当然だけど)。
ただそのなかでもメイン層を挙げろといわれれば、個人的な印象だと20~30代がメインな気はしています。
ただ、にじさんじのほうが10代は圧倒的に多いですね。
REALITYなどの個人配信アプリ
これは、圧倒的に10代~20代がメインで、なおかつ配信者好きや地下アイドル好きが多めです。
詳しい解説記事はこちら↓
詳しく説明すると、大手Vtuberグループ好きは単純に面白いものが好きだったり、チャットを見るのが好きだったり、流行っているものが好きな人たち。
個人配信アプリに集まるユーザーは、配信者とやり取りをしたい、自分も配信をしたい人たちがメインです。
大手Vの配信ではコメントを読んでもらえることは稀ですが、こういったアプリではほぼ100%コメントを読んでもらえます笑
まあそのなかでも人気配信者だと少し違ってきますが、基本的には交流ありきで、なおかつ自分も簡単に配信者になれるため、配信者同士としてつながることができるんですね。
また、推奨しませんし効率も圧倒的に悪いし基本はマナー違反なのですが、実際に出会える確率も微粒子レベルですが存在します笑
参考記事↓
まとめると、VtuberはVtuberなのですが、どちらかといえば顔出しをしたくない配信者、生配信が好きだけどリアルの配信は抵抗がある人向けといえるのではないでしょうか。
このあたりは微妙なニュアンスなのですが笑、まず普通の配信アプリって美男美女がランキング上位で、そういった雰囲気が苦手な人も多かったり、単純に顔出しで配信するのが怖いという層にピタリとはまっているのではと。
じゃあ大手グループもそうなのかというと、これまたちょっと違っていて、大手は曲やLiveがある、クオリティが高い、コラボなどの関係性がわかりやすい、ファンが多くコミュニティが存在しているなど、似ているようで実際は大きな違いが存在しています。
まとめ
以上、Vtuberのターゲット層を解説しました!
Vtuberの歴史とも密接に関係しているので、その経緯も合わせることでより深く把握することができるでしょう。