
この記事は、[音声DL付]フォニックス英語リスニング」ジュミック 今井 (著)を学習した記録第2回めとなります。

今回は「1字つづりの母音読み」編です!
前回の記事はこちら↓
フォニックスとは
フォニックスとは、英語を母国語とする子どもたちが学ぶ字と発音の関係を示した学習法のこと、とのこと。
例外もあるが、学べば7割近い単語が読めるようになる。
フォニックスの基本的なルール
- 1字つづりの母音
- 1字つづりの子音
- 2字つづりの子音
- サイレントE
- 母音ペア①
- 母音ペア②
- 子音混合音(※子音ブレンドともいう)
- Rつきの母音
アルファベット読みとフォニックス読み
a | b | |
アルファベット | エー | ビー |
フォニックス | ア | ブ |
アルファベット→エー、ビー
フォニックス→ア、ブ、
bagをフォニックス読みすると
b(ブ)a(ア)g(グ)bagとなる
といった感じで、フォニックスの基礎を本書では教えてくれます。
また、母音5種類(a,i,u,e,o)、それ以外の子音21種類も音声DLで聴けるので、非常にわかりやすいです。

では、ここから1字つづりの母音編に入ります
1字つづりの母音について
つづり字 | 発音記号 | 口の動き | コツ | 単語の例 |
a | /æ/ | 口の端を引き「ア」 | エとアの中間 | cap |
e | /c/ | 口の端を引き「エ」 | 日本語に近いエ | help |
i | /i/ | 口の端を引き「イ」 | ややエの音も残る | fit |
o | /α/ | 指2本文、口を立てに開けて「ア」 | アとオを足して割る | hot |
u | /ʌ/ | 口をあまり開けず喉奥から強く「ア」 | 忘れ物をしたときの「あ!」 | drum |
他の発音サイトも、僕は同時に参考にしていたのですが、どうやらeとuは日本語に近く、比較的簡単なようです。
発音エクササイズ
このあと、本書ではフォニックスの聴き取り問題があります。
計算ドリルみたいに、聴いたフォニックスを選択問題で当てていく形式なんですが…。
これ、めちゃくちゃ難しいです。
といっても、間違えたのは最後の問題だけなのですが、何回も何回も聴いて、ようやく答えを出したら間違えてました笑
こんなんで果たして英語なんて聴き取れるんけ、と一層自信をなくしまたが、逆にこれが聴き取れればリスニングの上達は約束されたも当然なわけでして(はい、それが難しいんです)。

このあと、コラムにて「1字つづりの母音の補足」を教えてくれます
弱い母音
a,o,uの違い
oとuの違い
類似点→ア
o→長い(明るく)hot、u→短め(暗い)hut
aとoの違い
類似点→やや長め
a→エhat、o→オ=hot
aとuの違い
類似点→ア
a→エhat、u→アhut
長さと音色の関係を、短く式に表すと以下のようになる。
o(オ寄り)>a(エ寄り)>u(日本語のア)
※上の式は、左のほうが長い音色、右のほうが短めの音色
まとめ
以上、1字つづりの母音編でした。
本の中では、すべての音声も聴けて、なおかつ詳しい解説も載っているので本当におすすめです。
とくに発音エクササイズ(ドリル形式の問題)は、実際にやらないとなかなか違いがわかりません笑
どうしても、文字を読んでいるだけだと暗記に近い作業になりますからね。
本書のなかにもありますが、「習うより慣れろ」とのことなので、復習と日頃からの意識が大切だと思いました。