今回は「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」:スティーブ・ソレイシィ(著)大橋弘祐(著)を読んだのでご紹介します!
正確にいうと、AmazonのAudibleでウォーキング中に聞きました笑
ちなみにAudibleはガチのガチで便利なのでオススメです。
要約・良いところ・悪いところ
要約
- 英語は喋らないと覚えないからオンラインスクール1択(とにかく実際に英語で交流)
- 日本語の「大丈夫」のように万能な単語から覚えると便利
- 日本の英語教育はテスト(交流ではなく1つの回答)を解くのに特化して実際には使いにくい
良いところ
- 実際に使えることに特化していて超わかりやすい
- 対話形式で進められるので頭にスッと入る
- なぜ今まで英語が覚えにくかったか理由がしっかりと書かれている
悪いところ
- 今までアプリ(交流ではない方法)で英語を学ぼうと思っていた人にはショックかも
- 単語や文法を覚えるものではないため、TOEICや受験には圧倒的に向かない
- 世間話的なものも含むため、情報量を重視する人には物足りないかも
ここで管理人の状況を紹介するよ!
僕はAudibleで聞きました。
実際に本のサンプルを読むとわかるのですが、めっちゃイラストが入ってたり、2色カラーでわかりやすいんですよ笑
で、そんな本でも聞いていてわかるの? って話なんですが、体感で95%ぐらいはわかりました。
95%ってなんやねんって話なんですけど、たまに「図参照」みたいなときがあって、そのときに?っていうふうになるって話です笑
あと、サンプル見る限り対話形式で文章が少なく、本を読むのが苦手な人でもすっごい読みやすそうでかなり興味をそそられました。
…なので、Audibleでも全然勉強になる(僕はなりました)けど、どちらかというと本がおすすめという感じですね(Audibleは発音やトーンがそのまま分かるので一長一短)。
本の内容まとめ(プロローグ)
まず、なぜ日本人は成績がいいのに英語が話せないのか、ということについて語られます。
日本の英語教育はたったひとつの回答を特化していて、いざ英語を話そうとすると正解を導き出そうとしてしまう、というのです。
でも、実際に英語を使うときは、正解するのではなく伝えることが大事、というお話でした。
たとえばお店で商品がほしいとき、「これください」でも「これいくら」でも「〇〇を買います」でもいいじゃないですか。
とにかく、まずは簡単な言葉を覚えて実際に使っていくことが大事だと。
1章 考え方編のまとめ
かなり細かく紹介していく感じなんですかね(この記事のこと)
これはかなりいい本だと思ったので、自分でも紹介しながら覚えたいと感じたんだよね
もちろん、僕のまとめは抜粋なので笑、本物には到底かないませんが、それでもあとから振り返りたい人、どんな本か気になる人には参考になるのではないかと(だったらいいな)。
英語をペラペラになるためにやることは2つ
・オンライン英会話で実際に英語で話す
・スピーキングテストを受ける
オンライン英会話で話したあと、それが相手に聞き取れるかテストしてもらう必要がある。
そうでないと、話せる気になって終わってしまうことがある、ということでした。
上記の2つの方法、どっちもハードですね…
うん…
これハードですよね笑
ただ、本にあったのは、そういうふうに楽して覚えたいって人は騙されやすいと笑
…ギクッ!
Σ(゚Д゚)
聞き流すだけで英語が覚えられる(本や教材)とか、絶対にそんなことはないと。
それは水泳を覚えようとして、水泳を傍から見ているだけで覚えようとしているのと同じ、ということでした。
ぶっちゃけ、本の冒頭はほどほどに聞いていてつらいことが書いてありますね笑
ただ、逆をいえば上記の2つが最も簡単で最短ルートというお話でした。
この本の概要が冒頭で語られます
英単語をたくさん覚えたり、文法をマスターする、といった類のものではない。
簡単に使えるけど実際に色々な場面で役立つ方法、というものから教えてくれる、ということでした。
つまり、学習本とか英語の授業の、ある意味対極に位置するやり方なんです。
いざ実際に勉強開始
まず細かく要点をまとめます
英語を1文にする必要はない
テストのように文法を使って長い文章にする必要は全くない。
単語や短い文章でもじゅうぶん相手には伝わる。
中学校で学ぶほんの一部が使えれば問題ない
過去のことを言うときは過去形にする。
主語のあとは述語がくる。
そういったことを覚えるだけで、ちゃんと相手に伝えることができる。
色々な場面で使える言葉を覚える
日本語でいうと、「大丈夫」、とか「よろしくお願いします」に該当。
頼むときや答えるときにも使えるし、挨拶や返答にも使えたりする。
そういうものを覚えるほうが手っ取り早い。
ウッジューが凄く使いやすい
would youは様々な場面で使えるので便利ということでした。
たとえば、「買ったワインを紙で何かに包んでほしい」というのを、英語でなんと伝えるか。
これはなんと…、包むジェスチャーをしながらwould youでいい、とのことでした。
学校のテストと実際で違うのは、ジェスチャーや状況を使えること。
それを利用しない手はない、つまり文章をまるまる話さなくてもどうにかなる、ということです。
ただ、注意しなくちゃいけないのはまったく話さずジェスチャーはだめ、さすがに通じないとのこと笑
簡単な英語+ジェスチャー、ということですね。
メイアイも使いやすい
Mai iも色々な場面で使える、とのこと。
メイアイは、よろしいですか? の意味。
たとえば電車に乗って、荷物をずらしてほしいときに、荷物を指さしながら「メイアイ?」で通じる(ここに座ってもいいですか?)、とのことでした。
他には、友達と食事をしていて、ピザが1つ残っていたとする。
そのピザを指さして「メイアイ?」、食べちゃってもいい? の意味になるんだとか。
これなら文法も単語もいらないですね
そうなのよ!(力説)
ウッジューとメイアイの違い
ウッジュー→これをして頂けませんか?
メイアイ→してもいいでしょうか?
ネイティブな発音は必要ない
この著者の1人であるスティーブさんは、なんと22歳から日本語を学んだらしい。
どこからどう考えても英語より日本語のほうが難しいはずだろうから、これはかなり勇気をもらえる。
昔、5歳までに覚えないと英語は身につかないという発表があったが、そのあとにそれを覆す研究はいくつも出てきた
とのこと。
要は、何歳からでも英語は身につけられる、ということ。
また本の要点をまとめていきます!
英語を話せる8割はノンネイティブ
- 英語で交流するには必ずしもペラペラになる必要はない
- 8割は英語が母国語ではない(フランス人はフランス訛りの英語、ドイツ人はドイツ訛りの英語を使ってる)
- ノンネイティブのほうが圧倒的に多いので、まずネイティブで話そうとするのは古い考え方
単語の発音はとりあえず気にしなくていい
- 文脈で大体分かるので少しぐらい発音が違っても相手に通じる
- あとからいくらでもできる
英語を相手に伝えやすくするコツ
- 大きめの声で喋る
- カタカナで喋って全然OK
- 短く発音する
表情やトーンも活用できる
リアリィ?(Rarely?)の場合
- 笑顔で話せば感激になる
- しかめっ面で話せば疑心になる
なぜ日本は英語を喋られる人が少ないのか
日本はアジアの中でも、英語で喋られる人がいちばん少ないという。
じゃあなぜなのか。
日本は英語を喋らなくても、国内の企業に就職すれば生きていける。
だけど、海外では英語を喋られたほうが圧倒的に収入が多くなるから…そういった事情で、日本はとくに英語を勉強する必要に迫られないんだとか。
こういった情報があると納得ですね
上記は本にあった理由ですけど、管理人的には島国だから、というのもあると思ってます笑
英語を喋られてメリットはたくさんあるけど、英語を喋られないデメリットって日本はとくにないですからね。
まとめ
- 実際に英語で交流することが確実で近道
- 便利な言い回しを覚えよう
- 発音はまずカタカナで十分
初心者の英語学習の固定概念が変わるので、サンプルの最初だけでも読む価値はあると思います
…ちなみにですが、この記事①ってなってますよね?
はい、次回に続きます笑
実はここまでの内容って、本でいうChapter1なんですよね笑
だいたいここまでで本の趣旨は説明できたはずなので、自分には合わないなって方はぜんぜん②を読まなくて大丈夫だと思います笑
②からの内容は、②ペラペラ入門編、③ペラペラ初級編、④ペラペラ実践編、⑤ペラペラビジネス編、となってます。
ちなみにAudibleの無料聴き放題対象(月額1500円)なので、Audibleに入っている方もぜひぜひおすすめです!
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