フラップジャックの歴史と真実【名前の由来をとことん調査】

フラップジャックの歴史と真実【名前の由来をとことん調査】

海外ドラマを見ていたら、フラップジャックというお菓子が出てきたので調べてみました。

つむぎゆり
つむぎゆり

海外では有名なお菓子らしい(全然知らんかった)

フラップジャックの歴史と真実【名前の由来をとことん調査】

フラップジャックとは

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出典:Amazon

Flapjack

フラップジャックとは、英国伝統のお菓子で、オーツ麦やナッツなどを使った四角い形のお菓子です。

※わかりやすくいうとグラノーラバー。

イギリスでは日常で食べられ、朝食などでも出てくるのだとか。

見た目は、コーンフレークを固めたシリアルバーのような形をしています。

なんとなく、コンビニや100円ショップのお菓子で見かけたことのあるような見た目ですね笑

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フラップジャックとパンケーキの違い

米国では、フラップジャックはパンケーキという意味になるそうです(※詳しくはcheck内参照)。

…じゃあどっちを使えばええねん、と思って調べたのですが。

どうやら、名前にまつわる歴史の影響で、米国と英国で意味が違うのだとか。

英国→グラノーラバーみたいな、四角いバーのお菓子

米国→ホットケーキみたいなものを、パンケーキともいうしフラップジャックともいう

なぜこんなややこしくなったのか

調べてみると、17世紀のイギリスでは、フラップジャックの言葉の意味も小さいパンケーキを表していたそうです。

つまり、今の米国と同じですよね。

ただ、1930年代から今のフラップジャックという呼び方になったらしい。

アメリカでは今でも「フラップジャック」と言えばパンケーキのことらしいので、納得と言えば納得。イギリスでは1930年代頃から今の姿になったのだとか。思ったよりわりと最近の話しですね。

第1話 Flapjack ~フラップジャック~

色々調べたら、どうやら1930年代からそうなったらしい

ただ、なんでそうなったか気になるじゃないですか。

…で、日本のサイトだけを調べたらここまでが限界だったのですが、僕はさらに海外のサイトを調べました笑

どうやらですね、諸説あるみたいで笑

人のジャックからきているかもしれないし、ジャックストーンが小さなところからきた、などの説もあるそうなんですね。

はたまた、じゃあなんで1930年と年代が特定されているかというと、この時期にフラップジャックを用いられた小説があったらしくて。

…ただ、もっと調べてみると、由来はこの小説でもない説もあるらしく笑

なぜ1935年から変化したと推測されているか

どうやら、Wikipediaには1935年に出版されたアガサ・クリスティの本にフラップジャックの記載があるから、とされているのですが、実際に小説にはそのような記載がなく、チェンバーズ辞書によれば「フラットフェイスパウダーコンパクト」がブラックジャックの起源だというのです。

こちらのサイトさんにそのような記載がありました↓

Wondrous Words – Flapjack

そのチェンバーズ辞書の画像などは確認できなかったので、確固たる証拠はもちろんなく。

ただ、僕としては英語にそこまで詳しくない自分がネット上で調べられる限界はこのあたりかなと思いました笑

よって、僕が出した結論としては、ネット上で調べうる限りでは、「1930年頃に、語源は小説や化粧道具など諸説あるが、その時代からイギリスでフラップジャックという名前が広がったと推測される」、としたいと思います。

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→現エンジニア&チャットノベル「百合と世界と名探偵」連載中。

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