天久鷹央の推理カルテシリーズ読んだんですけど、めっちゃ面白かったので本当におすすめです!
冒頭
まずですね、小学生がいるんですよ(そりゃいるだろうけど)。
その小学生2人が、近くの公園に夜、肝試しに行くんです。
その公園近くには池があるんですけど、地元ではとある言い伝えがありました。
…河童が出ると。
いやいやいやと。
河童なんているわけないじゃないですか。
だから、小学生2人はずんずんと先へ進んでいくわけですよ。
すると、1つの異変に遭遇します。
…足跡です。
それも、大きな足跡。
人間のものとは思えないような。
その直後。
池から何かが出る音が聞こえます。
動けなくなる2人。
その先には…、
大きな目、黒い皮膚、鋭利な唇を持つ…、異形が目の前に現れます。
河童。
2人は、とつてもない恐怖とともにその池をあとにするのでした。
本編
とにかく鷹央ちゃんがかわいい
…急にどうされました!?
舞台は変わって病院パート。
主人公というか、語り部の小鳥遊優くんが出てきます(くんっていう歳でもないけれど)。
医師で、男性なんですけど、なんというか押しに弱くて流されやすい感じなんです笑
で、端的にいうと、ミステリー小説でいうところの助手役というか。
ただですね、小鳥遊くんは、とある人物に「ことり」と呼ばれてるんですね。
…そう、その人物こそが、この記事のサムネにもある天久鷹央ちゃんなんです。
この高雄ちゃんはですね、まあこれも27歳でちゃんづけって感じでもない感じなんですけど、たぶんちゃんづけのほうが合ってるんですよ(?)
というのも、いとうのいぢさんの、小説の表紙イラストの影響もあるんですけど、とにかく幼いんです笑
幼いというのは、容姿もそうなんですけど、その節々というか。
その鷹央ちゃんは、めちゃめちゃ頭がよくて、それとこうわがままで強気なんですね笑
そして、好奇心旺盛。
この鷹央ちゃんがことりくん(小鳥遊さんですが)を巻き込むことで物語が進んでいきます。
病院にやってくる河童を見た小学生
その高雄ちゃんは、実はこの病院に住んでます笑
なぜかというと、理事長の娘で、医者として働いてるからなんですね。
じゃあコネで医者になったかというとそうではなく、しっかりとした実力と実績があるんです、鷹央ちゃんは。
…ただ、少し人格に問題があるというか笑
なので、屋上に隔離されつつ、他の診療科で問題になった患者たちが彼女のもとにやってきたりします。
問題になった…というのは、つまり原因不明の病気と診断された人たちのことです。
そう、この日常ミステリは、原因不明の病気を解決していくという流れなんです(ようやく本題に入れた)。
どうですか、ここまでのあらすじで相当面白そうだと思いませんか?
僕はですね、元々ミステリ好きだったので、こういうあらすじを先に知ってたらめっちゃくちゃ面白いと思ったはずです笑
…また話はそれたのですが、とにかく、そういった経緯もあって鷹央ちゃんは屋上で患者さんを診察しているわけです。
もちろんことり(小鳥遊さんも一緒に)
そこで、小学生が河童の話をするんですね。
…そして、ことりは河童なんていないと言うのですが。
それ、面白そうじゃないですか!
との声がするわけです。
どこから? 決まってます、鷹央ちゃんからですね笑
そして、他にも色々な患者さんを診断しつつ(原因不明なのに医療知識を使って次々と小さい事件も解決していく)、2人は現場である近所の池に行くわけですよ。
ことり「それなんですか?」
鷹央「釣り竿だが?」
…この人、河童を釣る気だ笑
そして事件は起こる
好奇心旺盛な鷹央ちゃんは、絶対に河童を見たいと意気込むわけです。
ただ、当然ながら河童は現れません。
じゃあ帰るか…となったとき。
河童が現れるんです。
本当に。
…というところで、この記事は終わりです(おい)。
まあミステリーなので、ネタバレは絶対しないほうがいいと思うので。
ちなみに、マジで面白かったしぜったいアニメ化もすると思うのでチェックしておいて損はないのかと。
とくに、日常ミステリと、王道で面白い話とキャラが好きな方におすすめです。