HUNTER×HUNTERは長期休載後、必ずストーリーが大きく動く説

HUNTER×HUNTERは長期休載後、必ずストーリーが大きく動く説

こんにちは、つむぎゆりです!

今回は、最も好きな漫画がHUNTER×HUNTERの筆者が、ふと思いついたストーリーの法則を話します。

その名も、「長期休載のあと必ずストーリーが大きく動く説」です!

HUNTER×HUNTERは長期休載後、必ずストーリーが大きく動く説

冨樫義博先生のストーリーの作り方

話は、レベルEまで遡ります。

ネット上で言及されているのを見たことないのですが、レベルEはとある方法でストーリーが作られていると僕は確信しています。

その名も、

1話ごとに主人公を追い込んで次の話で今までの前提を覆すような解決策をアドリブで考える」です!

証拠1:レベルEでのストーリー展開

まず、主人公やバカ王子たちがピンチになります。

その時点で、おそらく冨樫義博先生は次回の話を考えていなかったんじゃないかと。

どうも、宇宙人編やRPGツクール編を見ると、解決編と出題編で大きく話が切り替わってるんですよね。

まず、どうにもならそうなピンチを作る→書き終えてから解決策を考える→それが前提を覆すようなものだと尚良い、みたいな感じではないかと。

証拠2:おそらく先生はミステリー好き

レベルEのピンチの解決策は、それまでの前提を覆すことが多いです。

おもくそネタバレなので見てない人は次の章まで飛ばしてほしいのですが、レベルEでは以下のような解決をしています。

  • 宇宙人に襲われる→実はバカ王子のドッキリだった
  • 魔王を倒さないとだめ→魔王が降参してきた
  • 宇宙人に惚れられて地球の危機→クローン用意

などなど、それまでの前提が覆る、どんでん返し系が多いです。

これって、ミステリーによく見られる展開なんですよね。

たとえば殺人ものだったら、実は死んでいなかった、実は双子だった、AとBは同一人物だった、のように。

証拠3:ミステリー小説の解説に寄稿

冨樫義博先生は、森博嗣先生という、理系ミステリーで有名な作家さんの文庫本の解説に寄稿をしていたことがあります。

僕が、たまたま森博嗣さんのファンで、文庫を読んでたら「あれ!?富樫さんじゃね!?」って10何年前に偶然気づいたんですけど笑

なので、この作り方はミステリーからきてるんじゃないかなーと(より推測の域を出ませんが)

証拠4:H×Hで大きく話が動いたときを振り返る

振り返ると、以下のような感じです。

  • グリードアイランド編でゲームが始まる前後
  • カイトVSネフェルピトー
  • メルエムと戦う前、宮殿突入直前

※あとで思いついたけど、ビノールトと会う直前で、ゴンとキルアが修行に入るところなども大きく話が変わってたり。

このあたりで、長めの休載が入っています。

グリードアイランド編は、インタビューで最初から最後まであらかじめストーリーを作っていた、と発言されたのを見たことがあるため、言っておいてなんですがどこまでがアドリブかは不透明です笑

ただ、カイトVSネフェルピトーと、宮殿突入前はかなり自信があります。

その直前まで、富樫先生はストーリーを、あえてぼんやりとしか考えていなかったんじゃないでしょうか。

ピトーがカイトを襲撃する回

これをリアルタイムで読んでいたとき、旅団編の停電以来の衝撃でした。

それまでわりと楽勝モードだったのに、急激に話が動きます。

当時、この間で長期休載が入っていたため、先生はおそらく次の休載までのストーリーをここで粗方考えたのではないでしょうか。

また、この時点でカイトが新しい蟻として生まれ変わるオチも用意していたのでしょう。

宮殿突入前

ここでヒナやシドレなどがピックアップされます。

僕はリアルタイムで読んでるとき、「このタイミングでなんでだろう?」と思ったんですよね。

おそらく、この時点でエンディング近くまで考えて、あらためてヒナたちを使うことにしたのではないかと。

薔薇で解決(?)するオチをどこで思いつかれたかはわかりませんが(ネテロがこの中の誰かが犠牲にと言っていたときにはすでに?)、突入するまでおそらくストーリーの詳細までは思いつかれていなかったはず。

冨樫先生は、キャラのかけあい(漫才らしい)をさせてストーリーを考えるらしいのですが、おそらくキリのいいところまで考えるまで休載しているのでは、と思われます。

さらに、前提を覆すストーリーとしては、力で解決するのではなく愛や人の恐ろしさで解決、といったところでしょうか。

幽遊白書の前半で、たぬきのエピソードなんて僕読んでて泣いた記憶があります笑

富樫先生ってダークとかバトルもすごいんですけど、人情系も凄まじくお得意ですよね(話を戻せ)。

そして話は王位継承編へ

この記事を書いている2022年6月30日現在、富樫先生は最大の長期休載後、Twitterアカウントを解説し、何ヶ月後かはわかりませんがおそらく連載再開されると見込まれます。

で…、僕は、話が今までになく大きく動くと思うんですよね。

最近の冨樫先生は、1巻分描いたら休載、といったリズムで活動されているのはわりと有名だと思います。

果たしてストーリーも1巻ごとに考えられてるかはわかりません。

ただ、今までの傾向からいって、ここから一気に話が動くのではないかと。

おまけ:ストーリーを予想してみる

王子とホイコーローが全員死ぬ、船が沈没して残ったメンバーで暗黒大陸へ向かう。

…とかですかねえ。

はい、根拠も何もない、本当にただの予想です笑

10分ぐらい考えましたが、なーんにも有益なこと思いつきませんでした笑

思いついてたらブログじゃなくて漫画描いてるよ!

まとめ

以上、HUNTER×HUNTERが長期休載したあとはストーリーが大きく動く説、でした。

まさか連載再開されるとは思っていなかったので、本当に嬉しいですね。

生きている間に、できるだけ長く続きを見たいです。

そういえば…、漫画を書き始めたもともとの理由は、ハンターハンターが好きすぎて自分でもやってみたい、と思ったことだったなぁと今思い出しました笑

▶高校を受験せずお笑い芸人を目指す→ネタ見せ2年→小説を10年間で110作投稿し新人賞受賞→漫画で同人作家7年→現エンジニア&チャットノベル「百合と世界と名探偵」連載中。

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