こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、左手にトラックボール、右手にマウスの二刀流を導入してみたお話です。
結論からいうと、右手(利き手)でマウスをまったく動かさずクリックだけ押し、左手(五本指でボール全体を持つ使い方)で移動やスクロールだけのスタイルで超快適(マジで)。
ただし、両手がふさがるので多機能マウスやミニキーボードがないと少々不便、あとは確かに疲労が軽減されますが、マルチディスプレイじゃないと大きな恩恵は感じにくそう、といった総論になります。
HHKBと東プレ比較↓
トラックボールとマウスを両手で使った実際
検索してみると似たような二刀流の方が複数いたのですが、それでも数人くらいで笑、かつ僕とは少し使っていた理由が違っていました。
当の僕もトラックボールを買うまで入念にリサーチした経緯があり、自分と同じような考え方の人もけっこういると思うので、そういった方の参考になるように使った感想などを話せていければなと。
なぜ両方使おうと思ったか
理由は以下の通り↓
- 細かな操作はマウスが向いてると思ったため
- 気に入ったトラックボールマウスで静音のものがない
- どうしてもマウスは消耗品のため、トラックボールは高価なものを使い、マウスは安価で済ませるため(購入したトラックボールが5年保証のため無用な心配かもしれないが)
僕はご覧のとおりブログを書いており、文章を太字にしたり青マーカーをつけるたびにマウスで文章を選択してるんですね。
これの操作をトラックボールでやるのはなかなか難しいのでは、というのが主な理由でした笑(※追記 1周間ぐらい使ってみて、現状では文章選択だけトラックボールではやりにくいままです)。
また、クリック音が苦手なのも大きな理由のひとつで、買うまえから両手で二刀流するつもりでトラックボールを買った次第です。
買ってみて予想内(予想外)によかったところ
- 試しにトラックボールは五本指で操作してみたら細かい操作も簡単だった
- ページスクロール機能が神すぎる
- 付属のマウスレストが地味に心地いい
- マウスはクリックしか使わないので右手の疲労度が激減
- マルチディスプレイ(5画面)の行き来も楽ちん
まず、いろいろ試行錯誤してみて思ったのですが、五本指(UFOキッチャーのような感じ)で操作すると、かなり細かい操作もトラックボールだけで可能です笑
ただ逆をいえば、まだ購入して1日めだからか、「親指だけや人差し指、手のひらだけではかなり使いにくい」というのも実際のところでしたw
あとは、このケンジントン特有のスクロール機能が便利すぎて思わぬ収穫だったり(レビューにスクロールがいいというのはあったがよくわかってなかった笑)
いちおう説明しておくと、ダイヤルを回すようにページを上下にスクロールできるので、とくに自分みたいにブログを書いたり読む人間には最高といっていいほどのすばらしい機能でした。
実際に試してみて悪かったところ
- 五本指で操作しないと細かい操作(主に文章の選択)がやや難しい(できないことはない)
- 両手で操作すると、左手(利き手の反対)でおこなっていたControlなどのキーボード操作ができない
- ほかの左手デバイスや多機能マウスがないとちょっと不便かも
- 何かを食べたり飲んだりしながら操作する場合、トラックボールを左手で使うことになる
まず最初に言いたいのは、僕はもともと細かい操作はマウスを使ってやることを覚悟していたのですが、前述のとおりボール全体をつかむように動かせば、加速も何もかも思いのままです(ちなみにスピード設定はすべて最高速で使ってます)。
スピードを落とせばもっと扱いやすいと思うんですが、それだとマルチディスプレイの移動がめんどくさすぎるので、どっちをとるかな…という感じですね。
で、僕はミニキーボードにいろいろなショートカットを覚えさせているので、ブラウジングがかなり快適なのですが、逆をいえば左手にトラックボール、右手にマウスだとキーボードが使えないので(小指でControlとかならいけるけど)、そのあたりは普段どれくらいショートカットを使っているのか、多機能マウスを使っているのか、といった個人の環境次第かな、といった感じもします。
マウスの詳細
マウスはとにかく安いものがいいと思っていて(どうせ1年ちょっとで壊れる)、以下のものを使っています↓
ちなみにマウスなのですが、「自分の指の長さや手にフィットしたもの」を意識したほうがいいです。
なのでいろいろなものを結局試すしかないのですが笑、店頭などで気に入ったりしたものがあったら、それを使っていく方針がおすすめなのかなと(僕は手が小さめですが指が長めです)。
HHKBやミニキーボードの設定
ちなみに右手トラックボールを試したり、キーボードの下に置いたりいろいろ試しましたが、自分にとっては両手使いがいちばんしっくりきました。
で、ついでにHHKBやミニキーボードの設定もおまけで記載しておきます笑
HHKB
実はほぼ変えておらず、FNのショートカットも使わず、英数やひらがなをMacふうにしたりとちょこまか変えた程度です。
ちなみにバックスペースとエンターキーは、一度ホームポジションを離して薬指で押している派です。
このくせは10年以上あって、この機会に矯正しようとも思ったのですが、学習コストやらなんやらを考えてお蔵入りに。
スペースの左右にBSとエンターを配置する案、Lの横にエンターを置くなどいろいろ考えては試したのですが、たぶん矯正したとしても速さは変わらず疲労が軽減されるか否かの問題なんですよね。
また、実はかなりエンターキーを強く押すタイプで笑、スペースキーの周りに英数やかなを置くのも気に入ってるし、FとJをBSとエンターにしようかとかほかにもいろいろ案を考えたのですが、けっきょく右手だけバックスペースとエンター、そして矢印のときはホームポジションを離すという、もともとついたくせのままいく選択で落ち着きました。
ミニキーボードのショートカット
左と右で設定が違うのですが、以下のとおり↓
左のミニキーボード
- 主にブログ用のため、太字、青色マーカー、上書き保存などのショートカット
右のミニキーボード
- ブラウザの戻る・進む
- ブラウザの拡大・縮小
- アドレス欄に移動
- 右にタブ移動・左にタブ移動(Control+tabなど)
- アドオンを入れて1クリックで選択した文字をGoogle検索
左をブログ用、右を主にブラウザ用に改造してあります。
昔は音楽プレーヤーの再生・1曲送るなどを当てていましたが、今はほぼ配信を流しているのでそれは使っていません。
ちなみに、絵を1日に何枚も書く人は、今日と今の時間を1ボタンで作れるようなマクロを登録しておくと、めっちゃ名前をつけるのが楽になると思います。
ちなみにこのミニキーボード、まあまあな値段がして、インターフェイスが見にくかったり確か国産じゃなかったりで不安かもしれませんが、マクロを簡単に登録できるアイテムって実はほかになかなかないんですよね笑
もっとこういうアイテムなどを、サンワサプライさんなどが出してくれると嬉しいなーとか思ったり(けっこう変わり種をちょくちょく出してくれてるので)。
まとめ
以上、トラックボールとマウスの二刀流を導入してみた話でした!
思った以上にマイナーな方法らしく(トラックパッドとトラックボールはMac使いでそこそこ存在してた)、ネット上にあまり先駆者はいませんが、トラックボールマウスを買った際は、ぜひ一度は試してみたいスタイルと断言します。