
こんにちは、つむぎゆりです!
今回は、FooGalleryPROの有料版、PROExpertを実際に買って使ってみた感想です。
実際に使って運営したサイトがあるので、有料版がどんなものかわかりやすいと思います。
FooGalleryがモバイルで表示がおかしくなる対処法↓
FooGalleryの簡単な説明など
FooGalleryは画像系プラグインで、枠なしやカスタムURL(画像にURLをつけられる)、自動ページスクロール(有料)、画像にタグやキャプションをつけ検索可能(有料)、などができるプラグインです。
また、無料のままでもオシャレなデザインで、細かく設定も行えます。
ちなみに下記のサイトは、実際に僕がFooGalleryPROExpertを作って構築したサイトです。
正直、上のサイトを見てもらうだけで「ああこういうことができるのか」ということはある程度わかります笑
もともと、FooGalleryの検証をしようと思ったのではなく、純粋にギャラリーサイトを作っているので、より使われ方がわかりやすいかと。
で、基本的に僕はこのフーギャリーをおすすめしたいのですが、デメリットもそこそこあるので、それをお話していきたいと思います。
FooGallery無料版のメリット
- デザインは有料版とそんなに変わらずオシャレ
- 枠なし隙間なしができる数少ない画像プラグイン
- 画像にURLリンクを設定できる
- ギャラリーの上下(どちらかも可)にボタン式のページ送りあり
以下、短くそれぞれの理由を深掘りしていきます。
無料版のままでも十分おしゃれ
正直、たとえばイラストレーターさんだったら、自分の画像ギャラリーを簡単に作りたい、といった趣旨ならば無料のままで十分です。
というか、実際ほとんどの人はそうしていると思います笑
有料にするといろいろなエフェクトが追加されますが、あんまり違いもないし、僕はそこに魅力を感じませんでしたw
シンプルな枠なし隙間なしの並べ方が可能
いろいろギャラリープラグインを調べましたが、隙間ゼロで枠なしができるものが意外とありませんでした。
僕は、イラストや写真サイトはできるだけシンプルなほうがいいと思っているのですが、案外この需要に応えてくれるプラグインって少ないんですよね。
ただ、これだけなら他のプラグインでも代替可能なので、そこまでフーギャラ(略称)にこだわる意味もありません。
画像にURLを設定できるのが神機能
カスタムURL機能という、画像にURLを設定できる機能が超役立ちます。
いろいろ探したのですが僕はこの機能が他にあるプラグインを見つけられませんでした。
活用の仕方としては、WooCommerceなどをリンク先に貼って、ネットショップのように構築したり、ブログのトップページを画像だけにしてしまうなど、非常に多種多様。
フーギャラ自体、WooCommerceを前提に作られてる機能もあり相性はいいです。
ウーコマースの説明はこちらにも書いたのでよろしければ↓
ギャラリーの上下にボタン式のページ送りを設定可能
有料ですともっとすごいことができるのですが、このボタン(●○○○のような小さな丸)式でも、十分にオシャレです。
ポートフォリオサイトなどを作るようでしたら、これだけでも十分デザイン性を保てるでしょう。
…とメリットをお伝えしましたが、デメリットもけっこうあります笑
FooGalleryのデメリット
デメリットは以下のものになります。
- 動作がわりと重い
- AMP非対応
- Cocoon高速化との相性が悪い
- 【有料版】日本語対応してない
- 【有料版】h1の上に大きな隙間ができる
ひとことでいうと、とにかく動作が重く、海外製のプラグインのため日本語で使うとなるといろいろ問題が出てきます笑
動作の重さ
おっもいです笑
スピードチェッカーの点数も10点~30点でしたが、体感でも3秒くらいはファーストビューがかかります。
正直これはどうしようもないので、速さを優先したい場合はフーギャラを諦めるしかないです。
ちなみに、AMP(僕も詳しくないけどスマホ専用の読み込みが早くなる設定)非対応ですが、本家のサポートフォーラムによれば現在対策中とのこと。
Cocoon高速化との相性が悪い
Cocoonというのは日本製の無料ワードプレステーマで、トップクラスのシェアと知名度を誇っています。
で、なんにも設定しないままこのテーマでサイト高速化をすると、画面が表示されず真っ白になります笑
対策はあるので、以下の通りにすれば大丈夫です。
- ブラウザキャッシュの有効化→ON
- HTMLを縮小化する→ON
- CSSを縮小化する→ON
ただし、以下の文字列など、CSSが縮小化されてほしくないパスのいち部分を改行で区切って入力する。設定しないと、フーギャラやタイトルロゴ、ウーコマースなどが表示されない。
foogallery
logo
woocommerce
- JavaScriptを縮小する→ON
これも上述と同じく、フーギャラを入力して高速化から外す
foogallery
- Lazy Loadを有効にする→僕は違う画像遅延プラグインを入れていたのでOFFにしていました
わかりやすくまとめると、フーギャラはCocoonの高速化に対応しておらず、全然高速化できません笑
ちなみに高速化をぜんぶ外して試しましたが、上記の方法のほうが多少速さはマシになりました。
日本語対応していない
これはしょうがないのですが、日本語化していないため、有料版のみの機能、カテゴリーやタグを使うと文字化けします笑
また、h1タイトルの上に妙な隙間が出ます。
僕はページのカスタムCSSに以下の入力をして対応していました。
h1 {
display: none;
}
.post-2490 header {
margin :-1em;
}
post-2490 の部分は、そのページによってカスタマイズしてください。
※タグやカテゴリーを英語にすれば文字化けについては問題ありません(僕のサイトでは日本語必須で無理だった)
FooGallery PRO Expert(有料版のメリット)
これだけデメリットを言っておきながら、そこさえどうにかすればフーギャラは非常に優れた画像プラグインです。
ただ、有料版は約3万円ぐらい(月額だと安いが買い切りだとこのくらいかかる)かかるため、それ相応に本気で作るサイトでないと導入は難しいでしょう笑
エキスパートよりも安いプランがあるのですが、正直あまりいい設定がついてないので購入対象になりにくいかと。
では、有料版のメリットを簡単にまとめてみます。
- 自動無限スクロール
- 画像にカテゴリーとタグを設定可能
- 画像内のタイトルやキャプションをユーザーが検索窓にて検索可能
- メールフォームのサポート(けっこう手厚い)
- 期限内であれば返金してくれる
- メールで交渉したら値下げ用のコードを送ってくれた笑
自動無限スクロール
これがめちゃくちゃ格好良くて、最初は感動しました。
上記のページなどを見てもらえればわかりやすいかと。
僕はもともと、ZOZOTOWNのアプリみたいなことをやりたくてこの機能を探していたのですが、まったく同じことができて本当に嬉しかったです。
ちなみに、ZOZOは2022年9月までアフィリエイトが再開しています↓
タグ、カテゴリー、検索が可能になる
無料版のままだと、記事を複数作ってそこに画像を置くことになります。
ところが、有料版だと画像にタグやカテゴリーだけを設定すればいいので、サイト更新の難易度とユーザビリティーがとても向上します。
本格的に自分で写真サイトを作りたい場合など、神機能といっていいのではないでしょうか。
メール対応やら値下げ対応について
妙な隙間が空く件やら、モバイルで表示が意図したものにならなかったり、あとは今使える値下げコードのことなど、プロに入ってからわりとサポートにメールしてしまったのですが笑、快く返答してくれました。
ちなみに、値下げメールだけはプロに入る前で、月額の割引だけだったので、結局コードは使わず買い切りにしてしまったのですが、サポートは充実してました。
結論
長くなりましたが、以下のようになります。
フーギャラがおすすめの人
- 無料でかっこいい画像ギャラリーがほしい
- サイトの動作が重くなっても構わない
フーギャラ有料がおすすめの人
- 自動スクロールを使いたい
- タグやカテゴリーや検索窓を使って大量に画像を使うサイトを運営したい
くり返しますが、有料版のみ使えるギャラリーテンプレートがけっこうあるのですが、僕は個人的にあんまりでした笑
そのへんは公式サイトを見てもらえるとわかりやすいと思います。
まとめ
以上、FooGalleryPROExpertを実際に買ってみたの解説でした!
無料のままでも十分使えるので、気になる機能があれば有料版を検討するのもありなのではないでしょうか。