なんかすごいタイトルだな……。
こんにちは、つむぎゆりです。
いろいろあって簿記3級に合格しました!結論からいうと、やっている途中はなんでこんな難しいんやウソやろ、と思ってましたがw、受ける直前になるころには、そこまで難しくなかったかも、という感想です。
ただ、実際に受けてわかったことや、当日の会場でぜったい覚えておいたほうがいいことなどもあったので、それをお伝えできればと。
案外、当日の流れとか、トラブルの対処法ってネット上にないんですよね。
ちなみに、僕はトラブルが起こって係員を呼ぶ事態になったのでw、そのあたりの話もできたらなと。
なぜ受けようと思ったか
僕、小説10年描いたり漫画を8年ほど描いてたりいろいろしてたのですが、思ったような結果残せてなくて、クリエイティブなこと向いてないのでは?とようやく気づき笑、だったら何か資格とろうかな、と思ったのが始まり。
また、クリエイティブな事業会社に転職もしたのですが、思いのほかうまくやっていけず、原因としては、マルチタスクだったりミーティングの多い仕事が向いてないのでは、と思った次第。
とにかく資格をとればどうにかなりそう(なるのか?)、ルーティーンワークが多くてコツコツ作業が多い、リモートワークが多い、残業がなさそうな仕事、ということで経理を選びました。
ちなみに、経理に残業があるかないかですが、調べたところ会社によるらしく、信憑性はないのですが一応ないことを信じています笑
簿記の知識は青色申告をした程度
一応(一応ではないが)、個人事業主をしているので、青色申告は5年以上はやってきました。
なので、勘定科目は多少は知っていましたが、すべて経理ソフト(freee)任せw
本格的な知識はほぼゼロから身につけたといっても過言じゃありませんでした。
結論からいうと、さっさとテキストを斜め読みして、早い段階で問題集に行っておけばあと1週間は早く合格できたな、という印象です。
テキストは最初からぜんぶわかる必要なし
終わったあとだからいえるのですが、とにかく仕訳の種類が多くなかなか覚えられませんでした。
YouTubeなどを見ると2週間ぐらいで終わった人もいるらしく、どちらかといえば僕は覚えが遅いほうだったと思いますw
で、その理由のひとつに勉強法があって、最初からぜんぶを理解しようとしてたんですよね。
とくに、問題2から問題3の、総勘定元帳や財務諸表ですね。あのあたりがちんぷんかんぷんだったのですが、あとから振り返ると、とにかくテストをやってみて、答えを見つつなぜそうなるのか……という観点から逆算するのが最も効率がいいのだな、と気づきました。
とくに、簿記は、暗記というよりは、ずっと数学の文章問題を解いている感じだと思うので、アウトプットして間違っていたらその間違った理由を確認する。で、そのあと少し時間たってもう一度やる、このループをどれだけ早い段階でできるのか、にかかっているかなと思いました。
合格のためには問題集選びが重要
僕はパブロフ式のテキストを買いました。
ほかのテキストも買ったのですが、圧倒的にわかりやすかったのでおすすめです。ほかに買ったのはスッキリとかのやつですね。
ただ、問題集はべつに、みんながほしかった〜という、一番売れているであろうものも買いました。これがかなり正解で、パブロフになかった問題もあるし、TACになかった問題も逆にありました。
さらにパブロフのいいところは、700円でアプリも買えるところで、これがかなり役立ちました。
TACを買ったのは本番の1週間前だったのですが、問題を作った人のくせかけっこう本ごとに出る問題や傾向が違うんですよね笑
ちなみに、本番は、両テキストよりも簡単でした。ヤフー知恵袋か何かで、問題集はわざと本番より難しく作っている、という情報を見かけたのですが、なるほど本当なのかなと思った次第。
テスト1週間前から当日まで
ほんとは3週間で受けようと思ったのですが、模擬テストの結果が50点くらいだったので(最初の点数は26点だったw)、これじゃまずいと思って1週間伸ばしました。結果から見ると大正解だったと思います。
で、模擬テストが6個ぐらいできたので、それぜんぶで70以上とれるまで何回もテストを受けましたね。
非常にオーソドックスなやり方だったと思うんですけど、これがかなり効きました。
最後のほうになると、けっこう同じような作業が続くので、わりと飽きてはやく2級いきたいと思うようになりたいと思います笑
2問半分は捨てて1問の見直しをする作戦
あとは作戦も重要だと思います。
僕は1問めのケアレスミスが異常に多かったので、1問め→3問め→2問めの下が終わったら、1問めを見直して少しでもケアレスミスを防ぐ作戦をとった感じです。
結果からいうと、1問45点、2問8点、3問31点と、あえて捨てたところ以外は満点をとれて自分でもびっくりしました笑というか、本当に問題集に比べてかんたんだったのと、1問めと3問めは何度もやっていたので、それが効いたと思います。
こんな問題やったことないよ……、というのはほとんどありませんでした。
当日の細かい流れ
当日は、まず受付をして、ロッカーの鍵や用紙などをもらいます。
それからトイレに行きたい人はいって、荷物や時計をロッカーに預けます。
ちなみに、腕時計やブルーライトメガネ(度が入っていないメガネはロッカーに入れないといけない)、手袋などもロッカーに入れます。あとはハンカチなども。
で、ロッカーに入れ終わったら説明を聞いて、ロッカーと同じ番号の席に行って試験開始です。
ちなみに、試験のときはヘッドホンを装着できて、このヘッドホンがかなりきついヘッドホンだったのですがw、そのぶん防音ができてけっこうよかったです。
あとはキーボードがメンブレンで思いのほか打ちやすかったかな。
問題が見切れているときはボタンを押してスタッフを呼ぶ
で、3問めをといて2問めへ行こうとしたのですが、なんと問題が見切れているハプニングがw
ちなみに、こういうときはボタンを押せばよかったらしいのですが(ファミレスにおいてあるみたいのがある)、そんな説明受けてなかったので、手を挙げて呼びましたw
これで2分〜3分ぐらいはロスしたのですが、救済はなし。うん、わろた笑
合格できたからよかったものの、まあこのへんは運が悪かったという感じですかね。
もっとこうしておけばよかったこと、テスト後の感想
もっとこうしておけばよかったことは、早めに問題集に進むべきだったこと。早めにアプリをやるべきだったことですかね。
とくに精算表とか財務諸表とか、マジでテキスト読んでもよくわかんないのでw、まず問題やって、この問題の答えはこうなるのか……、というのを把握して、その理由をテキストやらなんやらでたしかめるのが効率いいと思います。
あと、おすすめなのがGPTに聞くこと。
問題と答えを入力して、なぜこれはこうなるのか、と聞くと、超ていねいに教えてくれます。いい時代になりましたねwたまに間違っているのですが、体感で9割5分くらいは合っていることを教えてくれます。
たしかにパブロフのテキストはわかりやすかったのですが、それでもわからないところがあって、とにかくGPTに聞いてましたwそうすると、本当にていねいに教えてくれるんですよね。
かんたんと言われているがそんなことない
ネットで簿記3級はかんたんだ、などといわれていますが、これには理由がふたつあると思っています。
まずは、昔はもっと時間があったこと。今は60分ですが、たしか90分とか120分ありましたよね。
それであれば、まあかんたんと言っていたのも頷けないこともない。
あとは、模擬テストを受けまくって合格したあとだと、もう反射的になっているので、たしかにかんたんだとは思うのですが、勉強している途中は本当に地獄のような難しさでしたw
難しさの理由は、とにかく仕訳の種類が多いこと。貸方借方ってなんやねんってところから始めたので、本当にこれぜんぶ覚えられるのか……?とずっと思ってましたw
なので、勉強している最中と、受けたあとではかなり難しさへのバイアスが違うな、と思っています。
あと、正直な話、テキストと本番の問題の難易度がけっこう違いましたw
テキストの模擬テストのほうがぜんぜん難しかったですねー。なので、わりと早い段階でテスト受けてもいいと思います。
2級とってできれば1級もとって税理士資格もとりたい
いきなりどうした?という話ですがw1級とりたいですねー。
2級は4倍くらいの難しさらしく、4倍勉強すればとれると思っているのですが、問題は1級。周りのライバルとの相対評価とのことで、こればっかりはなんともいえないですね。
ただ、簿記3級をとってみて思ったのが、意外とおもしろいな、ということです。
ほかの人の体験談も見たのですが、なんとなく簿記3級とって、そのまま1級や税理士資格もとってしまった、という人を何人か見かけました。けっこうその気持わかります。
というのも、まだ3級だからか、暗記じゃないからかやってておもしろいんですよね。
最初はまったく何もわからなかったのに、最後にはほぼほぼわかるようになってるという。
来年から放送大学に通おうと思っている
実は、来年から放送大学に通おうと思っています。
中卒でも、1年通えば放送大学に入ることができ、そして4年通って単位を124個獲得できれば大卒資格がもらえるらしく。費用も、ほかの大学よりかは良心的かな、と思いました。(計算するとだいたい月2万円くらい)。
つまり、5年後くらいには大卒資格がとれる予定。ちなみに、1日1時間勉強でもいけるらしいので(GPTによればw)、まあなんとかなるかなと思ってます(なるのか?)。
40歳からの簿記資格は転職に有利なのか
どうなんでしょうね、たぶん、ヤフー知恵袋の人に聞くとけっこう厳しい意見いわれそうだな、という感じw
ただ、簿記2級までは厳しいと思うのですが、1級、そして税理士の簿記論や財務諸表論?とか、そのあたりになってくると、変わってきそうだな、というのを調べていて思いました。税理士の平均年齢って高いらしいですし。
あと、僕はフルリモート残業なしであれば、そこまで年収は気にしていないので(まあそれでもけっこうな高望み感はあるが)、どうにかなるかなと思ってます。
それと、転職市場全体で、応募者が売り手市場になっている感覚もあります。
ほかには、どれだけ実務経験を早い段階で積めるか、などですかねやっぱり。なので、このあたりはまた記事にしていけたらいいかなと思います。
べつに大企業に限らなければ、自由で伸び伸びやらせてもらえそうなところは、求人を見るとけっこうあるので、求人見てるひまがあったら少しでも早く2級をとる、という感じですかね。
まとめ
というわけで、簿記3級の体験談でした。
1ヶ月前まで簿記なんてとろうとすらも思ったことがないというか、そもそも資格の存在があったことすら知らないレベルだったのですがw、人生よくわからないものですね。
ちなみに、MBTIにおけるINTJタイプ(僕のことです)、は一般的にはあまり経理に向いてない気もします。なぜならルーティーンワークが苦手とされているから。
ただ、経理って知識がものをいったり、やることが決まっているので、INTJにとってすごくストレスが少ないのでは?とも思います。
INTJに向いていると思われるプログラマーをやったことがあるのですが、とにかく自由にできなかったり、意外と先輩や上司と話す機会があってけっこうストレスでしたw
INTJタイプと診断されるくらいなので、たぶんガリ勉ゴリ押しが効く体質なはず。
なので、べつに経理にかぎらず、とにかく勉強時間がものをいう資格ゴリ押しができ、かつ人とかかわらないようなものが、INTJに向いているのかな、と今になって思うのでした。